9割のオフィスワーカーがやっている仕事の効率を下げる行為

ほとんどのオフィスワーカーがやっている、仕事の効率を下げる危険な行為って何だと思いますか。

ちなみに、オフィスワーカーではない人もやっている可能性があります。

朝、通勤しているサラリーマンを見るとイメージできるかもしれません。

職種によっては、一部の女性もこれに当てはまることでしょう。

その状態でいると、脳の機能が7.5%低下したまま仕事をしていることになります。

その、仕事の効率を下げる行為とは何なのかを、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン大学病院の研究を基に、お話ししていきます。

目次

仕事の効率を下げる危険な行為

仕事の効率を下げる危険な行為

これは私も、公務員時代によくやっていました。

クールビズとウォームビズの時期は回避できていたのですが、それ以外の時期(春と秋)は、それが必須だったのでやっていました。

その行為とは、ネクタイを付けることです。

「なんだよ、ネクタイくらい。もったいぶらずに早く言えよ。」

と、あなたは思ったかもしれませんが、たかがネクタイされどネクタイという話をしていきます。

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン大学病院の研究では、ネクタイを締めて作業をした場合と付けずに作業した場合を比較していましたが、その理論によると、キャビンアテンダントや受付嬢などがしているスカーフも、仕事の効率を下げることとなるかもしれません。

さて、ネクタイがなぜいけないのか、解説していきます。

なぜ効率が悪くなるのか

なぜ効率が悪くなるのか

脳への血流が低下する

大学病院が行った実験は、ネクタイを付けている人と付けていない人を半分に分け、全員にMRIで脳を測定し、ネクタイが脳へどのような影響を及ぼすのかを調べたものです。

大学病院の実験の概要
  • 被験者は、健康的な男性30人(平均24.6歳)
  • 半分の男性にはネクタイを付けて過ごしてもらい、残り半分にはTシャツで過ごしてもらう
  • ネクタイの締め方は、ウインザーノット
  • MRIは15分ずつ3回に分けて測定
  • ネクタイ組は、軽く巻いた状態15分→首元までしっかりボタンを付けてしっかりとまいた状態15分→再び軽く巻いた状態15分

ネクタイ組とTシャツ組を比べた結果、ネクタイをしっかりと締めると脳の血流が平均7.5%低下した。

中には、10%低下する人もいた。

さらに、再び軽く巻いた状態に戻しても、脳の血流は平均5.7%低下したままだった。

驚くべきことは、ネクタイを締めた後に緩め直したとしても血流が下がったままということです。

この実験では、間隔が15分と短いため、ネクタイを緩めた後も血流が下がったままという結果になったのかもしれません。

しかし、逆に考えると、たった15分ネクタイを締めただけで、血流が悪くなるとも捉えられます。

ちなみに、脳の血流が7.5%低下するとは、どれくらいのものなのかというと、例えば高血圧の人だと気絶するくらいのレベルです。

ネクタイを締めることにより、脳へのダメージが少なからずあるということを自覚した方が良さそうですね。

脳の機能が低下する

脳の血流が低下するということは、脳の機能が落ちるということです。

つまり、出勤時にネクタイを締めて行くと、ほぼ1日中脳のパフォーマンスが下がった状態で仕事をしていることになります。

それは確かに、仕事の効率は下がりますよね。

大学病院の実験ではネクタイを使用していましたが、その理屈によると、スカーフも良くないでしょうし、学蘭(がくらん)も良くないということです。

確かに学生の時、首周りが気になって仕方なく、授業中は勉強に集中できなかったことを覚えています。

まさか、脳の血流が低下していたとは…。

その状態で「勉強しろ!」と言われても、モチベーションだけでなく脳の機能まで低下させていることになります。

脳への血流は大事

脳への血流は大事

基本は運動

「脳へ血流を送ることが大事なのは分かった。では、ネクタイをしない以外で何をすればいいのか。

と疑問に思うこと思います。

脳へ血を送るためには、心肺機能を高める運動が良いです。

学生の時に、吐きそうになるような部活をしていた人もいるのではないでしょうか。

私もバレーボールをやっていたので、そのような経験があります。

「いやいや、運動なんて得意じゃないし、大人になってからそんな激しい運動する機会なんてないよ。」

という場合は、軽い運動でも大丈夫です。

特に、散歩や昇降運動などの足(ふくらはぎ)を動かす運動が良いでしょう。

ふくらはぎは、第2の心臓と言われているように、ポンプの役割を果たして全身の血流を良くしてくれます。

その他には、スタンディングデスクで仕事をするのも良いですよ。

私たち人間は、基本的に体を動かしながら仕事をすることの方が自然な動きで、デスクワークなど止まったままの状態の方が不自然なのです。

そのため私も、公務員を辞めてからは、家でほぼ一日立ったままパソコンを打っています。

「会社の中で立ったまま仕事なんてできない。」

という場合は、1時間おきにトイレへ行って顔を洗ったり、オフィス内をエレベーターを使わずに行き来するということをすると良いでしょう。

とにかく、ネクタイによって血流が悪くなっている状態で動かないことが、仕事の効率を下げる危険な行為のため、少しでも体を動かすことを意識することが大切です。

IQを高めるために

脳の血流が悪くなって脳の機能が低下するのであれば、意識的にIQを高めるようなことをする必要があります。

IQについては諸説あり、生まれつきIQは変わらないという説もありますが、IQの一つである認知機能は、訓練により向上する可能性があります。

どのようにやれば良いかについては、今までにもお話ししてきましたので、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

オフィスワーカーがやっている仕事の効率を下げる行為とは、ネクタイを締めて仕事をすることです。

ネクタイを一度締めると脳の血流が悪くなるのですが、その後もしばらくの間回復しないので、注意しなければなりません。

ネクタイの他には、スカーフや学蘭などの首元を締めるような服装も、脳の機能を低下させて効率を悪くさせる原因となるでしょう。

一番良くないのが、ネクタイを締めて座ったまま動かずに作業をすることです。

長時間その状態でいると、脳だけでなく全身の血流が悪くなるので、時々体を動かして全身の血行を良くすることが大切です。

(キャビンアテンダントの方は、ほとんど歩き回っているので、もしかするとスカーフの影響はさほどないのかもしれません。)

ネクタイをつけると、外見はスマートに見えるのかもしれませんが、実態は仕事の効率が下がっているということもありますので、あまり外見にこだわらない方が良さそうですね。

可能であれば、ネクタイがどうしても必要な時以外はできるだけ首周りを軽くして作業することをお勧めします。

9割のオフィスワーカーがやっている仕事の効率を下げる行為 まとめ

仕事の効率を下げる危険な行為

  • ネクタイを締めること
  • 首に何かを巻くことが良くない

なぜ効率が悪くなるのか

  • 脳への血流が低下する
  • 脳の機能が低下する

脳への血流は大事

  • 1時間おきに軽く体を動かす
  • IQを高める
参考文献
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