『毎日を楽しめる人の考え方』書評!ストレスから解放された生活を送るヒント

『毎日を楽しめる人の考え方』ストレスから解放された生活を送るヒント
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「精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方」は、精神科医である樺沢紫苑さんが書いた本です。

この本では、「毎日を楽しめる人」になるための考え方や方法について解説されています。

具体的には、現代の社会におけるストレスや不安の原因について分析し、これらの問題に対処するためのヒントやアドバイスを提供しています。

さらに、ポジティブな考え方を身につけるためのトレーニング方法も紹介されています。

毎日を楽しむのに役立つ知識やアドバイスが豊富に含まれているので、今回は、「精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方」の概要とレビューについてお伝えします。

目次

現代社会におけるストレスや不安の原因

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毎日を楽しむためには、まず、現代社会におけるストレスや不安の原因を知っておく必要があります。

「現代社会におけるストレスや不安の原因」とは、総合的で複雑なものであり、多様な要因が考えられます。

これらの原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 仕事や家庭、人間関係などにおける圧迫や負担
  • コミュニケーションや情報過多による混乱や不安
  • 環境や技術の進化による生活の変化
  • 経済的な不安
  • 社会的な偏見や差別
  • 健康や倫理的な問題

など

毎日を楽しめる人の考え方

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これらの原因に対して、本書では、以下のようなヒントやアドバイスが提供されています。

  • 日常生活においてのストレスや不安を回避するためのポジティブな考え方や行動
  • 自己アセスメントや自己境界を通して自分自身を理解すること
  • コミュニケーションスキルの向上や人間関係の改善
  • 健康的な生活習慣の確立や瞑想などの心理学的な技法の導入
  • 趣味やスポーツなどの趣味を通してストレスの発散

私達日本人は休むのがヘタクソ

日本人は休むことに罪悪感を覚える

先程、「現代社会におけるストレスや不安の原因」をいくつか列記しましたが、本書で最も注目すべき点は、私達日本人は休むことに罪悪感を覚えやすいという点です。

これはなぜかというと、文化の違いによります。

例えば、キリスト教(欧米など)では「仕事=罪」という考えであり、基本的に人間は遊んだりして楽しむために生きているという価値観が備わっています。

一方、私達日本人はどうでしょうか。

天照大御神をはじめとした神話に登場する神々は、皆仕事を持っています。

仕事は神聖なものであり、「働かずもの食うべからず」という言葉のとおり、仕事が中心の生活になっているため、休むことに罪悪感を覚えてしまうのです。

ポジティブな考え方を身につけるためのトレーニング方法

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諸外国は休むことに躊躇がないのに、日本人は休むのがヘタクソであるがゆえ、毎日を楽しめる人が少ないと考えることができます。

しかし、休むことに罪悪感を覚えるような生活になってしまっているため、まずは考え方を徐々に変えていく必要があります。

そこで、本書で書かれているポジティブな考え方を身につけるためのトレーニング方法を少しご紹介します。

ポジティブな考え方を身につけるためのトレーニング方法には、以下のものがあります。

ポジティブな言葉を使う

自分自身他人や相手に対してポジティブな言葉を使い、ポジティブなメッセージを伝えましょう。

ポジティブな想像力のトレーニング

ポジティブな結果を想像するトレーニングを行いましょう。これによって、ポジティブな考え方を身につけることができます。

グラテーションジャーナル

毎日のグラテーション(気分)を記録していく日記(又は手帳)を作りましょう。

自分自身を肯定する

自分自身に対してポジティブな言葉を使い、自分自身を肯定しましょう。

出来事を思い出すトレーニング

毎日、良いことや楽しいことを思い出すことを行いましょう。これによって、ポジティブな考え方を身につけることができます。

これらのトレーニングを実践することで、毎日を楽しめる人の考え方を身につけることができるでしょう。

まとめ

樺沢紫苑さんが書かれた「精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方」は、ささっと20〜30分ほどで本の概要がわかってしまうくらい、読みやすい本でした。

この本の内容を一言で言い表すと、「休み方を工夫しろ」ということだと思います。

記事にも書いたとおり、私達日本人の多くは休むことに罪悪感を覚えてしまいます。

人生を仕事中心で考え、特に目的のない休日を過ごしてしまうため、ストレスを抱えやすくなってしまうんです。

仕事中心で考えること自体悪いことではありませんが、オンオフの上手い人は、いつ休むか、そしてその休みの日に何をするのかを決めてから、仕事に取り組んでいます。

このように、目的のある又は計画性のある休日を過ごすことによりストレスを軽減できる、というような内容がもっと具体的に書かれている印象でした。

「精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方」には、人生に対する考え方や自己評価の仕方、ストレスや悩みに対する対処法などについて、実践的なアドバイスやヒントが書かれており、読むだけでも心が軽くなりますので、ぜひ一度読んでみてください。

『毎日を楽しめる人の考え方』ストレスから解放された生活を送るヒント まとめ

現代社会におけるストレスや不安の原因

  • 仕事や家庭、人間関係などにおける圧迫や負担
  • コミュニケーションや情報過多による混乱や不安
  • 環境や技術の進化による生活の変化
  • 経済的な不安
  • 社会的な偏見や差別
  • 健康や倫理的な問題

毎日を楽しめる人の考え方

  • 日常生活においてのストレスや不安を回避するためのポジティブな考え方や行動
  • 自己アセスメントや自己境界を通して自分自身を理解すること
  • コミュニケーションスキルの向上や人間関係の改善
  • 健康的な生活習慣の確立や瞑想などの心理学的な技法の導入
  • 趣味やスポーツなどの趣味を通してストレスの発散

私達日本人は休むのがヘタクソ

  • 欧米では仕事=罪と考え、休日を大切にする
  • 日本人は休むことに罪悪感を覚える

ポジティブな考え方を身につけるためのトレーニング方法

  • ポジティブな言葉を使う
  • ポジティブな想像力のトレーニング
  • グラテーションジャーナル
  • 自分自身を肯定する
  • 出来事を思い出すトレーニング

参考文献

精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方/樺沢紫苑/2022.3.21/きずな出版

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