ほとんどの人は、休日を無駄に過ごしてしまいます。
残念ながら私もその一人で、ダラダラ過ごしてしまうことが多いです。
でも、そのような休日を送ってしまうと、休日明けの仕事に集中できなかったり、やる気が起きなかったりしますよね。
そしてまた、休日を無駄に過ごしてしまって疲労が蓄積されていくという、悪循環に陥ります。
一方、休日にやる気を出す過ごし方をした人は、平日のモチベーションがキープされたり、アイディアがたくさん出たり、メンタルが上がったり、感情のコントロールが上手くなったりするんです。
こんなことを聞くと、「休日くらいゆっくり休みたい。」と思うかもしれませんよね。
もちろん、休むことは大事。
しかしそこに、ある事をプラスすると、休み明けもやる気が出るようになりますよ。
私もそれを意識してやるようにしています。
そこで今回は、休日にやるべきやる気を出す方法についてお伝えします。
完全休養も大事だけれど…
休日も平日も、完全に休む時間を作ることは大切です。
働き詰めになると、たいていの場合、脳がテンパってしまって、作業効率が落ちたりネガティブになったりします。
そんな時に休憩をとると、脳全体に血液が回ってリフレッシュされ、アイディアが思い浮かんだり、手際が良くなったりするのです。
でも実は、休憩は短時間でOK。長い時間休む必要はないんですよね。
長い時間休むと、返って疲れてしまい、モチベーションが下がっていってしまいます。
休日に休んでも、次の日にやる気を出すことをあまりないのは、休むことにも体力を消費するからなんですよ。
そのため、休日も平日も、こまめに休憩をとると良いのです。
休日にやる気を出す過ごし方
やりたいことに挑戦する
『モチベーション上がりまくり!やる気が持続する3つのコツ』などでもお伝えしたように、脳を休ませるために、1時間~1時間半の作業の後は、数分程度運動をしたり、目を閉じて休憩すると、やる気を維持できます。
しかし、それは平日の仕事での話。
休日も平日と同じように、作業をして休憩して、また作業をして休憩して…なんていうことは、したくないじゃないですか。
せっかくだから休みたいですよね。
そこで、休みつつも何かやりたいことにチャレンジすると良いのです。
休日に、やろうと思っていたことや新しいことに挑戦すると、休日が終わった後も、有効に時間を使えるようになります。
やるべきこととやりたいことを交互に行う
休日のうちに、やらないといけないこともあって、休んでいられない…ということもありますよね。
そんな時は、やるべきこととやりたいこと(挑戦したいこと)を交互に行うと良いです。
例えば、やるべきことを1時間やったら、10分くらい休憩してその後やりたいことを1時間くらいやって、その後またやるべきことをやる、といった感じです。
やるべきことばかりやっていると、「何で休日にこんなことをやらないといけないんだろう…。」とモチベーションが下がってしまいますよね。
そして休日明けに、全然休めなかったと、やる気が出なくなってしまいます。
そのため、やりたいことを時々やるなどしてメリハリをつけると、メンタルが改善されて、休日でもやる気を出すようになるのです。
冒険の要素を取り入れる
「そんなこと言われても、挑戦したいことなんて特にないし、やっぱり休日は温泉でも浸かってゆっくり休みたいんですけど。」と思うかもしれませんね。
リラックスは大事なんですが、実は、体力は回復されても、メンタルは回復しないことが多いんです。
なのでもし、休日は旅行や温泉などをして過ごしたいと思うのであれば、計画していなかったところにも行ってみるとか、今まで行ったことがないところへノープランで行ってみるなど、冒険の要素を取り入れることをお勧めします。
この、冒険している、チャレンジしているという精神が、メンタルを改善して休日明けもやる気を出すことにつながるのです。
冒険した場合の3つのメリット
創造性が上がる
46人の男女を対象に、2~3週間、行ったことがない海外へ行った時の創造性を測る実験が、オランダで行われました。
その結果、質の良いアイディアを今まで以上に出せるようになったことが分かったのです。
アイディアが出るということは、問題解決能力が上がるということ。
行ったことがない海外へ行くなど、未知のものに挑戦すると、答えのない問題に直面する機会が多々起きます。
そこで、その問題を解決するために、アイディアをいくつも考えて、創造性が上がるようになるんですよね。
創造性が上がれば、どんな問題も解決できると自信につながってモチベーションも上がります。
そのため、少しだけでもやりたいことを休日に挑戦すると、やる気を出すことになるのです。
セルフコントロールが上手くなる
アメリカのワイドナー大学の485人の被験者を対象にした研究で、行ったことがない国へ行った経験の有無と異文化との交流の有無を調べたものがあります。
この研究では、これらの経験の頻度が高い人ほど、集中力が高く、自分の感情や意志をコントロールするのが上手い、ということが分かりました。
新しいところへ行くと、楽しいけど困ることや不便さを感じることもあります。
その不便さに耐えると、日常生活に戻っても、逆境に耐える能力が備わり、セルフコントロールが上手くなるのです。
共感能力が増す
中国で行われた197人の被験者を対象にした研究では、異文化の土地へ行った人は、知らない人とのコミュニケーション能力が上がって、信頼感が増すという結果が出ました。
異文化の土地へ行くと、言葉が伝わらなかったり誤解されたりと、コミュニケーションの問題が発生します。
そのようなことを体験することにより、忍耐力が上がるのです。
また、家族や友人に対して親切になったり、人種や性別などの偏見がなくなったり、相手の考えを理解できるようになったりするようですね。
まとめ
【冒険した場合の3つのメリット】については、いずれも自分の知らない海外へ滞在した場合、どのような変化が起こるのかを調べたものです。
ただ、「毎回休日に海外へ行っていられないんだけど。」と思うかもしれませんよね。
休日にやる気を出すためには、毎回、行ったことがない海外へ行く必要はもちろんありません。
余裕があれば行った方が良いのですが、海外へ行かずとも、やりたいことに挑戦すれば、休日にやる気を出すことは可能なのです。
その、「ちょっとした挑戦」がとても大事。
『やる気が出ない原因は習慣にあった!モチベUPの絶対的方法』でもお伝えしたように、前へ進んだという感覚を持つことで、休み明けもモチベーションをキープすることができます。
逆に、休日にダラダラと過ごしてしまうと、「無駄に時間を過ごしてしまった。」と後悔し、緩やかに後退していきます。
そうすると、自信喪失になって休日明けのテンションがだだ下がりしまうんですよね。
前へ進んだという感覚を持つことで、それが自信につながり、人よりも成長している実感が湧くのです。
なので、休日にやる気を出すためにも、前進できるものにチャレンジすることを心がけましょう。
その休日の過ごし方は損?!やる気を出すための運命的方法 まとめ
- 長い休憩は逆に疲れの原因になる
- こまめな休息が良い
- やりたいことに挑戦する
- やるべきこととやりたいことを交互に行う
- 冒険の要素を取り入れる
- 創造性が上がる
- セルフコントロールが上手くなる
- 共感能力が増す
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