恥を気にしない心理テク!はずかしい経験を水に流す方法

何もないところでつまずいて転んでしまった、人前で説明するのに緊張して上手く話せなかったなど、恥をかくような経験をしたことはありませんか。

そんな恥を気にしない方法があります。

恥を気にしない方法というよりかは、この話を聞くと恥ずかしいと思うような経験をしたとしても、特に気にしなくて良いんだと思えるような内容です。

もちろん、「恥をかいたなぁ。」と感じた時に、どのようなことを行うと恥を気にしないで済むのかという心理テクニックについてもお伝えします。

それでは、恥とはどのようなものでどう対処すると良いのか、さっそく見ていきましょう。

目次

恥について知る

恥とは何か

恥とは何か

恥とは、もともと動物に備わっていたものではなく、人間が社会を形成するようになってから生まれた感情と言われています。

つまり、自分と他人とを比較して自分の方が劣っていると感じた時に生じる感情ということです。

例えば、仕事や勉強で期待通りの結果を出すことができなかった時、だらしない格好でくつろいでいるところを人に見られた時、部下が自分の思うとおりに仕事をしなくてクライアントに迷惑をかけた時など、恥を感じる時は必ず相手が存在します。

もし、だらしない格好でいる時や何もないところでつまずいた時などに、周りに誰もいなければ、恥を気にしないで済みますよね。

人に見られていて自分の方が劣っていると考えてしまうがために、恥という感情が発生してしまうのです。

恥を感じるタイミング

恥を感じるタイミングは、人と比べて自分の方が劣っていると感じた瞬間です。

具体的に言うと、次のようなことが挙げられます。

  • 他人を救う能力が下がっている時
  • 自分や周りの人たちが求めている社会的な役割を果たせなかった時
  • 自分や身内の社会的地位や収入などが基準以下だった時
  • ベストを尽くさなかった時
  • 自分自身の名誉が下がったと感じる時
  • 法律や倫理、常識など何かしらの価値観に反していると感じる時

これらのタイミングの時は、決して恥をかきなさいといっているわけではありません。

むしろ、恥を気にする必要がないことの方が多いのです。

恥を感じ過ぎると起きる問題

恥を感じ過ぎると起きる問題

自己評価が低下する

「満足のいく結果が出せなかったから次は頑張ろう。」などと、失敗した経験を力に変えることは大事なことです。

しかし、「満足のいく結果が出せなかった、これは恥だ。」というように、自分の行った行為に対して恥を認識してしまうと、自己評価が下がってしまうので注意しなければなりません。

もし、常日頃から、恥ずかしいことをやってしまったなど、恥を気にしすぎていると、あなたの脳は、自分自身を「恥ずかしい存在」、「力がない存在」と低く評価する癖がついてしまいます。

すると、上手くいかないことや業績が伸びないことが自分にはふさわしいと無意識に認めることとなり、何をやっても失敗することが当たり前となってしまうのです。

問題を乗り越えられない

恥の感情を持っていると、他人の助言を必要とする時にも、助けを求めなくなってしまいます。

恥ずかしいという気持ちが前に出てしまい、人に相談することができなくなるのです。

多少は自分自身の弱いところを人に見せることができないと、人から助けを得られることはできません。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということわざのとおり、自分一人では解決できない時は、恥は気にしないで助言を求めることが大切でしょう。

人はあなたのことをあまり見ていない

人はあまりあなたのことを見ていない

アメリカのカーネギーメロン大学が行った実験で、人の自意識過剰レベルと引っ込み思案に関する調査を行ったものがあります。

カーネギーメロン大学の実験の概略

507人の学生を対象に、プレッシャーを与えて恥ずかしい思いをさせた時のストレスを測定した。

実験は、180人、107人、220人の3回に分けて行った。

「恥ずかしい思い」とは、ヨガのポーズでおならをする、好きな人の前でおならをする、第3者から性体験について詳しく聞かれる、などである。

この結果、自意識過剰な学生ほどストレスが増加した。

一方で、もし、隣の知らない人がおならをしたらどうか、自分とは関係のない人の性体験を聞かされたらどうか、などということを想像してもらった際には、他人の行為は特に気にならないという学生が多かった。

恥を気にしない方法

恥を気にしない方法

自分の行為を外側から見る

カーネギーメロン大学の実験からわかるように、自分自身がやると恥ずかしいと感じる行為でも、もし他人がそれをやっていたら特に気にならないと、自分自身を他人に置き換えて考えることが大切です。

恥を気にしない一番の方法は、恥ずかしい体験をしている自分を真ん中に置くのではなく、外からその状況を見ている感覚を持つことなのです。

これを、メタ認知といいます。

自分の行為を外側から見る

自分が「恥をかいた…汗」と思うような体験を外側から見ると、「これは自分だけでなく、他の人もやることだよな。」と冷静さを取り戻すことができます。

他人に向けてアドバイスを考える

家族や友人、職場の同僚など、他人の悩みにはスパッと的確に答えられることってありますよね。

それが、自分自身の問題となると、うまく判断できなくなります。

なぜだと思いますか。

人の悩みに対しては俯瞰的に考えられますが、自分事となると感情優先になってしまうからです。

そこで、人の悩みに対して俯瞰的になる状態を利用します。

もし、自分と同じように恥をかいている人がいたら、悩んでいる人がいたら、困っている人がいたら、どのようなアドバイスをするだろうかと考えるのです。

紙に書くと、もっとやりやすいでしょう。

他人に向けてアドバイスを考える

例えば、「○○さん(友人など第3者)の悩み」などと書いて、自分が恥をかいた経験や不安に思っていることを書きます。

そして、第3者に対してのアドバイスを書くことで、自分自身と恥ずかしい行為とを切り離して考えることができます。

その紙に書き出したアドバイスは、ほとんどの場合あなた自身にも当てはまるもの。

もし、どうしても恥を気にしないではいられない、悩みや不安が全然消えないなどということがあるのであれば、ぜひ試してみてください。

まとめ

恥を気にしないために覚えておきたいことは、人はさほどあなたのことを見ていないということですよね。

確かツイッターだったと思いますが、山から街中へ降りてきたイノシシに、突進されて転ぶサラリーマンの動画を見たことがあります。

それでその時に思ったことが、「イノシシって力があって意外に危険だな。」ということと、「転んだ人大丈夫だったかな。」ということです。

「あの人転んで恥ずかしい。」などとは思わなかったんですよね。

当たり前かもしれませんが。

YouTubeなどでも、おもしろ映像などといって、人がドジる動画が投稿されているじゃないですか。

それを見た時、あなたはドジっている人たちのことをどう感じますか。

きっと「あぁ、恥ずかしい。」と自分事で考えるのではなく、「うわっ、危っぶね。」、「痛そう。」、「そんなことして大丈夫か。」などというように、他人事で冷静な意見を持つはずです。

自分自身が恥ずかしいと思うようなことをしたら、このように外側から観察することが大切。

「恥ずかしい…とは思ったものの、本当に恥じることなのだろうか。」と疑問を持つことにより、恥を気にしないで済むようになるのです。

恥を気にしないで乗り越えるためには、恥ずかしくて自分は劣っていると考えるのではなく、恥ずかしいと思ったけどそこまで恥じるほどでもないかも、と一歩引いて考える癖を身に付けることが大事ですよね。

恥を気にしない心理テク!はずかしい経験を水に流す方法 まとめ

恥について知る

  • 恥とは、自分と他人とを比較して自分の方が劣っていると感じた時に生じる感情
  • 恥を感じるタイミング
    ・他人を救う能力が下がっている時
    ・自分や周りの人たちが求めている社会的な役割を果たせなかった時
    ・自分や身内の社会的地位や収入などが基準以下だった時
    ・ベストを尽くさなかった時
    ・自分自身の名誉が下がったと感じる時
    ・法律や倫理、常識など何かしらの価値観に反していると感じる時 など

恥を感じ過ぎると起きる問題

  • 自己評価が低下する
  • 問題を乗り越えられない

人はあなたのことをあまり見ていない

  • 自分事で考えると恥ずかしいが、他人事で考えると気にならない

恥を気にしない方法

  • 自分の行為を外側から見る
  • 他人に向けてアドバイスを考える
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