やる気が出ない原因は習慣にあった!モチベUPの絶対的方法

やる気が出ない原因は習慣にあった!モチベアップの絶対的方法
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やる気が出ない原因は、日々の習慣にあることがほとんどです。

何気ない日々の生活の中で、自分でも気づかないほどの小さなやる気が出ない原因を、自分自身で作ってしまっています。

例えば、面倒くさくて他人がやってくれるのを待っていたり、明日でいいやと言って今日できることをサボってしまったり…。

その小さな積み重ねが、やる気が出ない原因となってしまうんですよね。

では、やる気が無くなってしまったら、どうやってモチベーションを回復させたら良いでしょうか。

運動、読書、人助け…?

これらももちろん、モチベーションアップにつながります。

でお、最もやる気を上下させる要因は、日々の行動に直接関わっているのです。

そこで今回は、やる気が出ない原因と、落ちたやる気を上げる方法について、研究結果などを例に挙げながら、お伝えしていきます。

目次

やる気が出ない原因とは

やる気の出し方を勘違いしている

やる気の出し方を勘違いしている

「やる気を出すためには、アメとムチが一番でしょ。」と思っている人は多いですが、継続的にやる気を維持できるかというと、そういうものではありません。

確かに、やらないといけないものを終わらせた後にご褒美を与え、逆にサボったらペナルティを与えるというやり方は、一時的にはモチベーションを高めてくれます。

でも、毎回アメとムチを用意するのって大変ですよね。

アメとムチを考えるだけでも労力が取られて、実行するのが面倒くさいと思ってしまいます。

アメを与えることが必ずしも良いとは限らない、ということを証明した研究結果があります。

700人の管理職を対象に行った調査

従業員や部下に対して、仕事が進むために、どのような教育を行っているのかを調査した。

その教育方法は大きく次の2つに分類された。

  • A:褒めておだてて給料を与える
  • B:日々のタスクが前に進んでいるかどうか目標を管理する

この結果、AよりもBの従業員の方が、モチベーションが上がり、仕事の進み具合も順調であった。

このことから、褒美を与えるよりも、前進しているか後退しているか、日々の行動を確認した方が、モチベーションが上がることが分かった。

なお、95%の管理職が行っていた方法は、Aであった。

つまり、ほとんどの人は、やる気の出し方を勘違いしているということですよね。

やる気を上げる方法を知らないことも、やる気が出ない原因の一つなのです。

大きすぎる目標を立てている

大きすぎる目標を立てている

自信過剰な人や自分の能力を見誤っている人に多いのですが、大きすぎる目標を立てて、なかなかそこに到達できず、そのギャップでやる気が出なくなってしまいます。

もちろん、自信過剰な人たちだけでなく、私たちのほとんどは、目標設定を間違えます。

達成することが難しい目標を立ててしまいがちなんですよね。

おおよそ、自分が達成できると思っていることの2倍はかかる、といわれているほどです。

大きな目標を立てることは大事ですが、それをさらに細かく分解して一つひとつこなしていくことが大切です。

小さな後退の積み重ね

小さな後退の積み重ね

面倒くさいから先延ばしにしたり、大きな目標を立ててそこに届かなかったりなど、小さな後退、小さな失敗の積み重ねが、やる気が出ない原因となってしまいます。

とある研究結果によると、これはできてもできなくても大したことがないなぁと思っていたことの28%は、後でやる気を左右する大きな原因となっていた、ということも分かっています。

日単位で見ると、大した影響にならないことであっても、「やろうとしていたことに届かなかった。」、「今日もサボってしまった。」などという気持ちが、後々大きな影響を及ぼすのです。

やる気を上げる方法

一時的にアップさせるためには

一時的にやる気をアップさせるためには

瞬時にやる気を出すためには、激しい運動が一番良いです。

モチベーション上がりまくり!やる気が持続する3つのコツでもお伝えししたとおり、ジャンピングスクワットなど、30秒ほど心拍数が上がる運動です。

それを行うことにより、血流が頭の先まで回って脳に酸素が供給され、さらにドーパミンが分泌されてモチベーションがアップします。

また、高速思考法といって、2倍速や3倍速のオーディオブックを聴き、頭の回転を速めるのも効果的。

高速思考法のやり方も、モチベーション上がりまくり!やる気が持続する3つのコツに記載していますので、詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、これを行うと、ポジティブになって行動が早くなりますよ。

激しい運動や高速思考法を1回行っただけでも、一時的にモチベーションをアップさせることができますし、これらを習慣化できると、やる気を持続させることができます。

継続的にやる気を出すためには

継続的にやる気を出すには

ただ、激しい運動も高速思考法も、なかなか習慣化することは難しいですよね。

そこでオススメなのが、やる気は運動で育てろ!マイクロバースト法の驚くべき効果でお伝えしたマイクロバースト法や、やる気を極限まで上げる方法!ヘルパーズハイの驚くべき効果でお伝えしたヘルパーズハイです。

これらは、無理なく日常生活に取り入れてやる気を持続させることができます。

そしてさらに、「スモールウィン」を狙うと良いでしょう。

日々の小さな後退が、やる気が出ない原因であることを先に述べました。

スモールウィンとはその逆で、日々の習慣に、小さな勝利、小さな前進を取り入れるのです。

小さな前進を習慣化する

スタンプカードの実験

スタンプカードの実験

やる気が出ない原因の一つとして、やる気の出し方を勘違いしていることを先に述べましたが、その中で、700人の管理職の話をしました。

その研究結果では、アメとムチよりもタスクが前進しているかどうかを確認する方が、やる気が出やすいということでしたよね。

つまり、小さな前進を習慣化することが、最もやる気が持続するのです。

管理職とは別の実験で、スタンプカードを使って、小さな前進がモチベーションアップにつながることを証明したものがあります。

ハーバード大学の学生実

数十人の学生を2つのグループに分け、1杯1ポイントで合計10ポイントを集めたら1杯無料となるコーヒーのスタンプカードを渡し、10ポイント溜まるのにどれくらいのスピードで達成するか調査した。

Aグループ:1個もスタンプが押されていないカードで、10ポイント溜める

Bグループ:2個スタンプが押されている状態で、12ポイント溜める

AグループもBグループも同じ10ポイントを溜めることになるが、この結果、Bグループの方が、溜まるスピードが早かった。

これはおそらく、Bグループの学生は、スタートダッシュの感覚があるからである。

やるべきことが同じであっても、前に進んでいる感覚の有無で、モチベーションの違いが現れた結果となった。

自分のやる気をアップさせる方法

自分のやる気をアップさせるためには

大きすぎる目標がやる気の出ない原因となるのであれば、それを細かく分解して小さな目標を立てるべきですよね。

決して大きな目標を立てることがいけないと言っているのではなく、大きな目標を立てたら、そこへたどり着くまでの小さな目標も考えましょう、ということです。

そしたら次に、前に進んだと感じたことを記録します。

実際には目に見えない前進であっても、前に進んでいる感覚を作ることが大事。

そのために、手帳やカレンダーなどを利用して前に進んだと感じたことを記録すると良いでしょう。

また、何かチャレンジしたいことがあるのであれば、1日に20~30分だけでもやるべきです。

何もしないよりかは、少しだけでも前へ進めますよね。

そのちょっとした習慣が、やる気をアップさせるのか、低下させるのかを分けるのです。

スモールウィンでやる気をアップさせるポイント
  • 無理なく達成できる小さな目標を立てる(1日単位でも1週間単位でもOK)
  • 些細なことでも良いので、前に進んだと感じたことの記録を取る
  • 1日に20~30分で良いので、やりたいことに挑戦してみる

他人のやる気をアップさせる方法

他人のやる気をアップさせる方法

男性が自分のわがままに応えた時は「ありがとう。」と言って甘え、わがままに応えなかった時はすぐに機嫌を悪くするという、小悪魔女子っていますよね。

そんな彼女たちが使っているテクニックが、実は他人をやる気にさせるのです。

例えば彼女たちは、「財布がボロボロになったちゃった。」とか「今度のデートには新しいカバンで出かけたいな。」などと言って、少しだけ無理なお願いを、それとなく男性に求めます。

すると男性は、その少しだけ高い目標を達成しようとして、ドーパミンが分泌され、モチベーションが上がるのです。

ポイントは、達成可能だけどすんなりとはいかない、少しだけ高めの目標を設定してクリアさせること。

それが、相手にとっては前に進んでいる感覚になるのです。

ただ、全員小悪魔女子になれと言っているわけではありませんので、勘違いしないでくださいね。

小悪魔女子のように、自分のために相手をコントロールしようとすると、優秀で勘のいい人たちは離れていってしまいます。

あくまでも、自分のためではなく、相手のやる気を高めるため、強いてはチーム全体が向上するために、小悪魔女子のテクニックを使うと良いでしょう。

まとめ

イキイキと活動している人は、1週間に1%だけ向上することを目指しています。

無理なくやる気を高めて、行動に移すかどうかは、継続的な成長を目指すと良いのです。

よくやりがちなのが、大きな目標を立てて達成したものの、その後モチベーションが下がって燃え尽きてしまうというもの。

燃え尽き症候群も、やる気が出ない原因ですよね。

1週間に1%向上するということは、1か月で4%の向上、一年経つと約50%(1.5倍)も成長していることになります。

なので、無理せずに少しずつ前進すれば良いのです。

などと、エラそうなことを言う私ですが、私も結構、やろうと思っていたことをサボりがち。

達成感を味わうことよりも、サボってしまった後悔の方が3倍多いのではないかというほどです。

でも、前に進んだ!という感覚は、モチベーションをアップさせてくれますし、それが自信にもつながって、毎日が楽しくなることは事実としてあります。

そのように、やる気を高い状態でキープするためには、日々前進しているという感覚が大事ですよね。

実際には、目に見えないほどのことかもしれませんが、「今日はここまでできたからOK」というスモールウィンを味わうことで、やる気をアップさせることができるのです。

ぜひあなたも、小さな前進を習慣化することを、大切にしてくださいね。

やる気が出ない原因は習慣にあった!モチベUPの絶対的方法 まとめ

やる気が出ない原因とは

  • やる気の出し方を勘違いしている
    アメとムチだけでは効果が薄い
  • 大きすぎる目標を立てている
    途中で挫折してやる気が出ない原因になる
  • 小さな後退の積み重ね
    今やらなくてもいいかという甘えが、やる気が出ない原因となる

やる気を上げる方法

  • 一時的にアップさせるためには
    激しい運動や高速思考法が良い
  • 継続的にやる気を出すためには
    マイクロバースト法、ヘルパーズハイ、スモールウィンが良い

小さな前進を習慣化する

  • スタンプカードの実験
    一歩前に進んでいるという感覚がやる気をアップさせる
  • 自分のやる気をアップさせる方法
    ・目標を分解して考える
    ・前に進んだと感じたことを記録する
    ・1日数十分で良いのでやりたいことに挑戦する
  • 他人のやる気をアップさせる方法
    ・小悪魔女子のテクニックを自分ではなく相手のために使う

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