やる気が出ないのは目標が悪い!モチベーションUPの計画術

やる気が出ないのは目標が悪い!モチベーションアップの計画術
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やる気を出すために目標を立てたはずが、やる気が出ない…ということがありますよね。

それは、目標の立て方が間違っているから、ということが言えます。

きっと、大きな夢を描いた目標にしているか、現実的すぎる目標でワクワクしないかのどちらかではないでしょうか。

そのどちらも、悪いということではないのですが、大きな目標を立てると満足して終わりとなってしまい、現実的な目標だけだとプレッシャーになってやる気が出ない、なんてこともあるのですよ。

やる気が出る目標を立てる時は、まずワクワクするような大きな夢を考え、それを現実的に落とし込むという作業が必要です。

そこで今回は、ステップを6つに分けて考える、やる気が出る目標の立て方についてお伝えします。

あなたのモチベーションを上げるためにも、ぜひ実行してみてください。

目次

やってはいけない目標の立て方

やってはいけない目標の立て方

抽象的な目標

「豊かになりたい」、「お金持ちになりたい」、「自由になりたい」というような、抽象的な目標は実行することが難しいです。

これだと、具体的に何を行えば良いのかが分からないんですよね。

目標達成後の自分をイメージしづらいため、抽象的な目標はやる気が出ないのです。

大きすぎる目標

「年収1億円達成」、「100人の女性からモテモテ」、「1年のうち半分は海外で過ごす」など、大きすぎる目標もあまりよくありません。

そのような大きすぎる目標は、考えている時はワクワクしてやる気が出てきますが、目標を立て終わると、その反動で「実際には無理じゃん。」とやる気を失くしてしまうのです。

もちろん、それらが不可能かというとそういうことではないのですが、今すぐ現実的に実行できるものなのか、考えてみる必要があります。

ToDoリストだけ

一つずつ作業をこなしていこうとしたとき、ToDoリストに落とし込んで進めていくことは大切なことです。

しかし、ゴールを設定せずにToDoリストだけだと、だんだんとやることの意味を感じられなくなってやる気を失ってしまいます。

ToDoリストを作成すると、やることが明確化するので作業が進みやすくなるのですが、少し先のゴール設定をすると、やる気が出てきて、より目標を達成しやすくなりますよ。

期限が長すぎる

1年以上の計画は立てるべきではありません。

なぜかというと、途中でやるべきことが変わってくるからです。

5年後や10年後の目標を立てたところで、実際にどうなるかなんて、わかりませんよね。

期限が長すぎると、上手くいっているのか、道が逸れているのかもわからず、モチベーションがだんだんと下がっていってしまいます。

やる気が出る目標を立てる時は、なるべく期限を細かく設定すると、達成しやすくなるのです。

4倍もやる気になれる目標の立て方

4倍もやる気になる目標の立て方

アメリカのミシガン大学の162人の学生に対して行った実験では、1年間の目標を立てた学生より、365日の目標を立てた学生の方が、29.7日も早く行動を起こすことが分かりました。

どういうことかというと、同じ期間でも年単位や月単位で目標を立てるのではなく、日にち単位で考えると、やる気が出て目標を達成しやすくなるということです。

別の実験では、3か月後にテストをすると伝えた学生より、90日後にテストをすると伝えた学生の方が、早くテスト勉強に着手したという結果も出ています。

なぜ同じ期間なのに、年単位や月単位ではなく、日単位で目標を立てると早く行動を起こすようになるかというと、細かい単位で考えた方が、物事が近く感じるからです。

期限の数字が減っていくことを実感できるので、切羽詰まって早めに着手するようになるってことですよね。

それならば、分単位や秒単位で考えた方が、もっとやる気になるのではないかと、きっとあなたは考えるのではないでしょうか。

実は、細かすぎるのも良くないのです。

分単位や秒単位は桁が大きくなりますよね。

90日後を分単位で表すと、1日は24時間なので、60分で掛け算すると1,440分。90日後は1,440分/日×90日=129,600分です。

129,600分って桁が大きくて管理しづらくないですか。

逆に混乱してしまってやる気が出なくなるので、日単位が丁度良いのです。

目標を立てる時は、年単位や月単位ではなく、分単位や秒単位でもなく、日単位で考えるということを心がけましょう。

やる気が出る具体的な目標の立て方

やる気が出る具体的な目標の立て方

やる気が出ない目標の立て方と、期限の設定方法をご理解いただけたところで、具体的にどのように目標設定をしていくと良いのか、お話ししていきます。

Step1:やりたくないことを書き出す

「えっ、やりたいことの間違いでは?」と思うかもしれませんが、「やりたくないこと」、「やる必要のないもの」を先に書き出します。

やりたいこと、やるべきことを書こうとしたとき、その中にやりたくないこと、やる必要のないものも含まれていることが多いんですよね。

目標を立てた時に、やりたくないことが含まれていてやる気が出なくなるので、まずはやりたくないこと、やる必要のないものを先に書き出します。

Step2:やりたいことを書き出す

やりたくないことを書き出した後、やりたいこと、やるべきことを書き出します。

Step3:具体的なものに落とし込む

「豊かになる」などの抽象的なものだと、何をどうすれば良いのかが分かりませんよね。

なので、「年収1,000万円になる」や「300万円の外車を買う」、「テストで90点以上を取る」など、Step2で挙げたものから、具体的なものに落とし込みます。

Step4:理由を明確化する

なぜそれらを目標にするのか、理由を明確化します。

理由がない目標は、結局モチベーションが下がってやらずに終わるんですよね。

例えば、「年収1,000万円になると誇れるから」や「300万円の外車を買って女の子から注目されたいから」、「良い成績を収めて周りからチヤホヤされたいから」など、あなたがワクワクできる理由を考えます。

Step5:期日を明確化する

『4倍もやる気になれる目標の立て方』にならって、日単位の目標を立てます。

Step6:コントロール可能なものに細分化する

やる気が出ない目標の一番の特徴は、自分でコントロールできない目標を立ててしまうことです。

大きな目標を立てることは大事なのですが、「自分にはやっぱり無理だ」とならないよう、自分でコントロールできる目標に細分化する必要があります。

例えば、「30日後のプレゼンで上手く発表して、営業成績を伸ばす」という目標にしたのであれば、

  1. 3日以内に資料をかき集める
  2. さらに3日以内に資料を読み込んでプレゼンの構成を考える
  3. 5日以内にプレゼン資料の下書きを終わらせる

などと、コントロールできるよう細分化して考えると、モチベーションをキープしたまま物事を早く進めることができるのです。

まとめ

目標を立てて実行しようとしたとき、不安や恐怖を感じることはありませんか。

私はよくあるのですが、不安や恐怖を感じるということは、やりたいという証でもあるのです。

「やりたい、けど失敗したらどうしよう。どうやったらうまくいくのか、良い方法は何だろうか…」などと考えているうちに、不安や恐怖を感じてしまうのです。

なので、不安や恐怖を感じること自体は、悪いことではないのですよ。

上手くいく前兆でもあるのです。

ただ、不安や恐怖に飲み込まれてしまっては、何もできずに怯えるだけになってしまうので、やる気を出すためにも目標を立てることは大切ですよね。

今回お伝えした、Step1~6までの方法を行い、しかも期限を設ける時は、年単位や月単位ではなく、日単位で考える。

そうすることで、やる気をキープしたまま目標を達成することができますので、ぜひ実行してみてくださいね。

やる気が出ないのは目標が悪い!モチベーションUPの計画術 まとめ

やってはいけない目標の立て方

  • 抽象的な目標
  • 大きすぎる目標
  • ToDoリストだけ
  • 期限が長すぎる

4倍もやる気になれる目標の立て方

  • 年単位や月単位ではなく、日単位で目標を立てると早く行動を起こすようになる

やる気が出る具体的な目標の立て方

  • Step1:やりたくないことを書き出す
  • Step2:やりたいことを書き出す
  • Step3:具体的なものに落とし込む
  • Step4:理由を明確化する
  • Step5:期日を明確化する
  • Step6:コントロール可能なものに細分化する

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