話が面倒な人に絡まれた時の対処法!論破は無意味

話が面倒な人に絡まれた時の対処法
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考えが凝り固まった人に、聞きたくもない話を聞かされることってありませんか。

しかも、こちらの話に聞く耳を持たなかったり、それどころか否定ばかりして無理矢理自分の話を突き通そうとする面倒な人。

そのような人とは、利害関係がないのであれば放っておくことが一番良いです。

でも、無視するわけにはいかない時がありますよね。

そんな時に、決してやってはいけないことがあります。

それをやってしまうと、余計面倒なことになることも。

そこで今回は、間違った情報を信じ込んでしまっている、話が面倒な人に絡まれた時の対処法についてお伝えします。

目次

話が面倒な人の特徴

話が面倒な人の特徴

話が面倒な人は、一度作った思い込みにしがみつく傾向があります。

ステレオタイプ(固定観念や偏見)を常に持っていて、他人の意見に耳を貸そうとしません。

それどころか、説得してきて無理矢理自分の意見に同意させようとする超面倒な人もいますよね。

そのため、そのような人と話すと「なんか居心地悪いなぁ、面倒くさい人だなぁ。」と感じてしまうのです。

面倒な人が話す情報が正しいものであれば、まだ良いかもしれません。

でもたいていは、間違ったことや全員に共通することではないことを「正」と信じ込んでしまっています。

「もうちょっと柔軟に考えれば良いのに…。」と思うことも。

視野が狭いとでも言いましょうか。

そのような面倒な人には、どのように接するべきなのか、順を追ってお話しします。

間違いに気づかせることはできるのか

間違いに気づかせることはできるのか

アメリカのユニオン大学が、「間違った情報を信じ込んでいる面倒な人たちに、正しい情報を与えて改心させたり気づかせたりすることができるのか」という1994年~2015年の間に行われた研究の論文を集め、6,878人分のデータをメタ分析したものがあります。

それによると、考えを改めさせることは、まず不可能であることが分かりました。

それぞれの研究では、間違った情報を一度信じ込ませた後、その情報は実は間違いでしたと説明しても、反論するばかりで考えを直そうとしなかったのです。

人は、一度作った思い込みにしがみつく傾向にあり、考え方を改めることは過去の自分を否定する感覚になるためと考えられます。

面倒な人とのやり取りで気を付けるべきこと

対処するうえで気を付けるべきこと

論破してはいけない

話が面倒な人に絡まれたからといって、その人の意見を否定して論破しようとすると、相手はかたくなになってあなたの意見を否定し返そうとしてきます。

相手からすると、自分の話が間違っていることを認めたくないのです。

それなのに、その部分を攻撃してしまうと傷口を広げるような形になり、さらに面倒なことになってしまいます。

意見に同意してはいけない

「それであれば、相手の間違った話に賛成しろということか?」と言いたくなるかもしれませんが、相手の情報に同意してもいけません。

これが難しいところで、「面倒くさいなぁ。」と感じてしまう瞬間です。

意見に同意すると、相手はあなたが味方だと勘違いします。

それだけならまだしも、「こいつが知らない情報を俺は知っている。」などと、上から目線になる面倒な人までいるんですよね。

なので、「そういう考えもあるかもしれないね。」、「ふーん、そうなんだ。」などと、一応聞いてはいるけどあまり関心はないよ、というような感じをかもし出すと良いでしょう。

面倒な人へはどう対処すべきなのか

面倒な人へはどう対処すると良いのか

「なぜ?」と質問する

「あれ、それは違うんじゃない?」と感じたら、そこで反発するのではなく、なぜそう思うのか聞いてみることが大事です。

もしかすると、自分が思っていたことが間違っていることもありますよね。

なぜそう思うのか、なぜその考えに至ったのかなど、「なぜ○○なの?」を繰り返すうちに、相手が勝手に自分で自分の考えを整理してくれるようになります。

つまり、あなたは聞き役に徹すれば良いということです。

面倒な人の話には反論したり論破したりしたくなりますが、そこはじっと我慢…といいますか、聞き流すと良いですよ。

「なぜそう思うの?→へぇ、そうなんだ→それはなぜそう考えたの?→ふーん、そっか→…」という感じで対応すれば、相手もあなたもあまりストレスを感じなくて済むことでしょう。

新しい情報を伝える

もしあなたが、相手の面倒な話に対して知識を持っていたのであれば、新しい情報を伝えてあげると良いです。

ただし、否定、反論、論破をすると悪化するので、注意してくださいね。

では、どのようにするべきかというと、

「昔はそう信じられていたかもしれないけど、最新の情報では違う意見が出ているよね。もう少し調べてみたらどうだろう?」

などと言うように、あなたの方が何か新しい情報を知っている感じで話をするのです。

あまり偉そうな感じでいうと、頑固な相手はカチンときてしまうので、そこはやんわりと。

「そうだったかもしれないけど、今は違うみたいだよ。」というようなことをそれとなく伝えることにより、面倒な人を回避できる場合があります。

まとめ

話が面倒な人は、基本的に何を言っても無駄だと思ってください。

なので、本当は距離を置くことが一番良いです。

「自分には関係なさそうな話だなぁ。」と感じたのであれば、放っておくべき。

ただ、家族や友人、職場の人で、どうしても放っておけない場合は、相手をする必要がありますよね。

今回お伝えしたことは、そのような人たちと面倒な話し合いになった時に使うと良いテクニックです。

ただし、相手が洗脳レベルにまで間違ったことを信じ込んでいた場合、説得するのは無理だと思った方が良いでしょう。

面倒な人へはどう対処すべきなのかでお話しした対処法は、残念ながら全ての人に通用するわけではありません。

もしかすると考えを改める場合があるかも…というようなものです。

そのため、「何とかして考えを変えさせないと。」と思って対応するのではなく、ひとまずその場を乗り越えるために活用してみてください。

話が面倒な人に絡まれた時の対処法!論破は無意味 まとめ

話が面倒な人の特徴

  • 一度作った思い込みにしがみつく傾向がある
  • ステレオタイプを持っていて他人の意見に耳を貸そうとしない
  • 無理にでも自分の意見に同意させようとする

間違いに気づかせることはできるのか

  • 様々な論文において、改心は不可能という結果が出ている
  • 反論するばかりで考えを直そうとしない

面倒な人とのやり取りで気を付けるべきこと

  • 論破してはいけない
  • 意見に同意してはいけない

面倒な人へはどう対処すべきなのか

  • 「なぜ?」と質問する
  • 新しい情報を伝える

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