「学生のうちにもっと読書しておけば良かった…。」それが、私の率直な意見です。
私が読書をし始めたのは、社会人になって3~4年経った頃の26歳くらいから。
それより前は、全く本を読まなかったかというとそういうわけではないのですが、1年に1冊読むかどうかという感じでした。
でも、社会人になると、それだけでは全然足りません。
色々な問題や悩みを抱え込むようになるんですよね。
このままではヤバいという、窮地に立たされて、やっと読書するようになったのです。
学生の時に読書しておけば、もっと楽に仕事できたかもしれないと、後悔しています。
読書をしてすぐにその知識が身に付くかというと、それは少し違います。
本の知識を自分のものにするためには、数か月かかって脳にインプットされることもありますし、その知識を活かして経験しながら覚えることも必要です。
それゆえ、学生の時に読書をしておくと、社会人になった時に、周りに差をつけられるのです。
読書しないまま社会人になると、苦しさのあまり楽を求めようとして、さらに苦しくなります。
そして、人格が形成されずに、周りから頼りない、一緒にいたくないなどと思われながら、老いていってしまうのですよ。
一方、読書をしている人は、徐々に同僚やライバルたちと差をつけて優位になり、出世したり収入がアップしたりします。
また、スキルが上がって選択肢が増えるので、サラリーマンにとどまらずに、自分の手で自由に月収何百万円、いや何千万円と稼ぐことだって不可能ではありません。
そこで今回は、学生のうちに読書すべき理由や読んでおくべきおすすめの本などについて、お伝えします。
半分の学生は読書しない
まずは、どれくらいの学生が読書をしているのか、確認していきましょう。
「第54回学生生活実態調査の概要報告書」(全国学生生活協同組合連合会)によると、1日のうち少しでも本を広げて読書する人は52%で、48%の学生は読書する習慣がないという結果になっています。
つまり、約半分の学生は読書する習慣にないということですよね。
さらに、2013年に文化庁が行った「国語に関する世論調査」では、1か月に1冊も本を読まない人は、47.5%という結果が出ています。
なお、全国学生生活協同組合連合会の調査は学生を対象にしたもので、文化庁の調査は16歳以上の男女を対象にしています。
これらの調査結果から、私たち日本人の約半分は読書する習慣がなく、学生で読書しておかないと社会人になってからもなかなか読書しないということが言えるのではないでしょうか。
まずは、学生の半分の人たちは読書しており、残り半分の人たちはサボっているということを覚えておきましょう。
半分の学生は読書をしないからチャンス
半分の学生は読書をする習慣にないので、あなたも本を読む習慣を身に付ければ、周りの学生たちと知識の差を広げることができるのです。
逆に、半分の学生は読書をしているので、読書をしないと能力の差が広がって追いつくことができなくなってしまいます。
読書をするべき一番の理由は、ライバルと差をつけるため。
『本を読まない人は脳が枯れる?!読書する本当の目的』でもお話ししたように、他にも理由はあるのですが、要は何かと根本的なことを言われたら、ライバルと差をつけるためといえるでしょう。
どのように差がつくのか、もう少し具体的にお伝えします。
IQが上がる
とある脳科学者は、IQを上げるのに一番効率が良い方法は、読書をすることと言っています。
IQとは、学校で習うような国語・算数・理科・社会の成績の良し悪しではなく、どれだけ頭の回転が速いか、作業量を示します。
つまり、IQが高くなるということは、色々な作業を効率よくこなす能力が上がるということです。
読書をする人の方が、できる社会人になるということですよね。
玉石混淆の情報を見極められる
読書をすればするほど、知識や教養を身に付けることができます。
そして本から得た知識を使って、正しい情報や間違っている情報を見極めることができるのです。
「えっ、情報も知識も同じものじゃないの?」と思うかもしれませんが、情報と知識は違います。
情報とは、一時的に活用できるけれど、1年経つと古くなるもの。
一方、知識とは、何年たっても色褪せずに活用できるものです。
テレビや新聞、SNSなどで得られるもののほとんどは情報で、本から得られるもののほとんどは知識ということです。
私たち日本人の約7割は、テレビなどで流れている情報をそのまま鵜呑みにしようとします。
しかし、それらの情報が必ずしも正しいとは限りませんよね。
テレビや新聞もビジネスですので、ウソとまでは言いませんが、煽っている場合もあるのです。
そんな情報に感情が流されて、目の前のことが手につかなくなる、などということにならないためにも、読書で知識や教養を身に付け、正しい情報を判断できるようになるべきですよね。
文章力が上がる
社会人になると、企画書や通達文、メールなど、文章を書く機会が増えます。
文章力は、社会人には必須なのです。
文章力がない社会人は、考える力がないと判断されて、仕事ができない人のように思われてしまいます。
それは損ですよね。
そんな文章力を手っ取り早く鍛えてくれるのが読書。
本には、様々な表現を使って文章が書かれています。
本を読んでいるうちに、本の内容も表現も身に付きますし、その本の内容を忘れないようにメモすると、より一段と文章力が上達することでしょう。
メンタルが強くなる
私たちは、大なり小なり、常に不安や恐怖を抱えていますよね。
社会人になるとなおさらそう。
そんな不安や恐怖の解決策を知っただけでも、安心感が出てメンタルが強くなります。
まだ解決していないにもかかわらず、です。
本には、問題や悩みを解決するような内容が書かれている場合がほとんどなので、不安や恐怖に対して解決策を知ったり、事前に対策を取ることもできるんですよね。
それに、「自分は読書をしている」ということだけでも、自信につながるんです。
だって、周りの人たちはほとんど本を読む習慣がないのですから。
読書で知識や教養が身に付くと、その自信が確固たるものに変わり、さらにメンタルが強くなります。
周りの人たちよりも自分の方が勝っているという自信が、あなたのメンタルを強くしてくれることでしょう。
読書をしない大人はダサくなる
社会人になると、国語・算数・理科・社会ができれば通用するかというと、そういうわけではなく、学校では習わなかった知識や教養を使って仕事をすることで評価されるようになります。
そのため、社会人になってからは、人一倍勉強をしないと、人格が形成されずに周りからの評価が下がってしまうのです。
しっかりとした考えを持ち、皆から頼られて尊敬される人物になるためには読書が欠かせません。
しかし、社会人になると、ほとんどの人は勉強しなくなるので、仕事で行き詰まりを感じたり、何のために生きているのか分からなくなる人が多いんですよね。
そうならないためにも、学生のうちに読書をしておくべきなのです。
社会人では、日々のタスクに追われて勉強する時間があまりとれない、ということも多々あります。
なので、学生のうちに読書をして、知識を貯金しておくのです。
読書を習慣化することにより、今度は読書しないとなんだか気持ちが悪くなってくるので、社会人になって忙しくなっても、読書する時間を確保しようとします。
すると、時間の使い方が誰よりも上手くなり、仕事も私生活も効率よくイキイキとしていられるようになりますよ。
反対に、読書をしない人は、知識が偏って視野が狭くなります。
『人付き合いが面倒すぎる!ウザい奴に絡まれたときの対処法』でもお伝えした、ダニングクルーガー効果を行っている社会人は、本当に多いです。
無知を隠して偉そうにするって、なんだかダサいですよね。
自分が仕事で足を引っ張っているということにも気づかず、むしろ「俺がいないと仕事が回らない。」などと偉そうにしているんです。
読書をして、日々成長することを目指している人は、そのような人たちの能力の無さを簡単に見破ります。
ダサい大人にならないためにも、少しずつで良いので、学生の時から読書をしましょう。
学生が読書すべきおすすめの本
「読書の大切さはわかった。でも、どんな本を読んだら良いのだろうか。」とあなたは疑問に思うことでしょう。
そこで、このジャンルに関しては、必ず読んでおくべきというものをお伝えします。
なお、各ジャンルで2冊ずつ、おすすめの本をピックアップしますが、知識や教養を身に付けるためにも、これらの本に限らず、たくさん読むべきですよ。
しかし、読書をしたことがない人にとっては、どのような本を選べば良いか分からないと思いますので、なるべく読みやすい本をご案内します。
本の読み方が書かれている本
読書をしたことがないという人は、まず、本をどうやって読めば良いのか、そしてどのような本を選ぶと良いのかなどが書かれている本を読むと良いです。
読書の方法が書かれている本の中でも、比較的字が大きく、太文字や線が引いてあるなど、初心者でも読みやすい本をピックアップします。
- 年収を上げる読書術/大岩俊之/2016.1.25/大和書房
- 僕らが毎日やっている最強の読み方/池上彰、佐藤優/2016.12.29/東洋経済
マーケティング
学生のうちから、マーケティングの本を読む気になれないかもしれませんが、社会人になってから勉強していては、仕事が追い付かなくなる可能性があります。
そこで、マーケティングを学んだことがない学生でも、比較的読書しやすい本について、お教えします。
マーケティングは、人の心理を読む力ですので、これらの本を読むだけでも、人を動かせるようになります。
- シュガーマンのマーケティング30の法則/ジョセフ・シュガーマン、佐藤昌弘 監訳、石原薫 訳/2006.3.17/フォレスト出版
- 不変のマーケティング/神田昌典/2014.2.22/フォレスト出版
ライティング
先にも述べたとおり、社会人には文章力が必須で、そのスキルが身に付いているか否かで、多大な影響力を与えられるかどうかが決まります。
そんなライティングスキルの大切さや、人を動かすコピーライティングというスキルについて書かれている本を、ご案内します。
- 禁断のセールスコピーライティング/神田昌典/2014.5.24/フォレスト出版
- 心を動かす無敵の文章術/千田琢磨/2019.2.7/マガジンハウス
ファイナンシャルリテラシー
ファイナンシャルリテラシーとは、会計学や経済、金融、税、資産運用などのお金に関する知識及び教養のことを指します。
ファイナンシャルリテラシーがある程度備わっていないと、お金に振り回される人生になってしまうのです。
ファイナンシャルリテラシーを養うための良い本は、「アメリカの高校生が読んでいる金融の教科書」など、アメリカの高校生教科書シリーズがとても良いです。
しかし、本を読んだことがない人や、ファイナンシャルを勉強したことがない人は、ちょっと難しいかなと…。
そこで、お金の基礎中の基礎を学ぶのにもってこいな本をご案内します。
- 「世界標準」のお金の教養講座/泉正人/2014.10.25/角川フォレスタ
- 誰も教えてくれないお金の話/うだひろえ/2010.10.29/サンクチュアリ出版
人間関係・教育
社会人になると、人間関係の問題をより多く抱えるようになります。
人間関係が原因で休職したり、うつになったりする人も続出するほど。
気が病んでしまってからだと、人間関係の本を読む気にはなれなくなるので、人間関係について、学生の時になるべくたくさん読書しておくと良いでしょう。
また、人間関係で欠かせないのが、子どもの教育です。
子どもとどう接していけば良いのか、義務教育では学ばないので、子育てに苦労する人は多いんですよね。
その教育に関する本で、この本を読んでおけばまず間違いないというものがありますので、そちらをお教えします。
- 人間関係をリセットして自由になる心理学/メンタリストDaigo/2018.9.20/詩想社
- 一流の育て方/ムーギー・キム、ミセス・パンプキン/2016.2.18/ダイヤモンド社
コミュニケーション・トーク
メラビアンの法則といって、コミュニケーションで相手に伝わる情報は、ボディランゲージが55%、声のトーンや口調が38%、残りの7%が言葉の内容と言われています。
話す内容が良ければOKということではない、ということですよね。
就職すると、人前で説明する機会が多くなります。起業するとなおさらです。
相手に興味を持ってもらい、自分の話を聞いてもらうためにも、コミュニケーションやスピーキングに関する本を読んでおくと良いでしょう。
- パブリック・スピーキング 最強の教科書/小山竜央/2018.8.22/KADOKAWA
- たった1日で声まで良くなる話し方の教科書/魚住りえ/2015.8.20/東洋経済
習慣・健康
日々の習慣が、成功するか否かを分けます。
私たちの日常の8割は、毎日同じような行動を取っているんですよね。
そのため、習慣により、思い通りの人生になるか、こんなはずじゃなかったと辛い人生を歩むかが決まります。
そして、体が健康でなければ、稼ぐことも遊ぶこともできませよね。
その健康も、習慣により形成されるのです。
- 絶対にミスしない人の脳の習慣/樺沢紫苑/2017.10.17/SBクリエイティブ
- 最高の体調/鈴木祐/2018.7.21/クロスメディア・パブリッシング
自分の趣味や興味のある本
あなたの趣味や、いま興味を持っていることがあるのであれば、それをとことん追求することをお勧めします。
オタクになるまで極めるべきなのです。
なぜなら、その趣味や興味が人の役に立ってお金に変わる可能性があるから。
自分の趣味や興味でお金を稼いでいる人たちは、ほとんどブレないので強いです。
ここでは本の紹介はしませんが、もしあなたが、今ハマっていることがあるのであれば、書籍などを調べてさらに追及すると良いでしょう。
そんなにたくさん読まなくても良い本
全ての本が良いかというと、そういうわけではありません。
一般的に言って、10冊読んで1冊自分の役に立つ本が見つけられたら御の字といった感じです。
その中でも、このジャンルはあまり読む必要がないのではないか、というものがあります。
全く読まなくてよいということではなく、数冊読めば十分であるという感じです。
それらのジャンルについて、お話しします。
なお、『学生のうちに読書すべきおすすめの本』では、私が数百と読んできた本の中から、比較的読みやすかったものを厳選してご案内しましたので、安心してください。
哲学・精神世界
哲学や精神世界は、ある程度知っていた方が良いこともありますが、知ったとしてもなかなかそれを活用することができません。
しかも、もし哲学や精神世界にどっぷりハマってしまうと、生産性のない人間になってしまうことも…。
哲学や精神世界の研究をするのであれば別ですが、そうでなければ、読むにしても一生のうち1~2冊で十分といえるでしょう。
- 神さまとのおしゃべりーあなたの常識は、誰かの非常識/さとうみつろう/2014.10.20/ワニブックス
自己啓発
自己啓発にハマる人は多いですし、私もかなりハマっていた時期があるのですが、自己啓発を学んだからといって、ビジネスで成功できるとは限りません。
自己啓発を学ぶと、一時的にモチベーションは上がるのですが、それだけでは日常を変えることができず、そのギャップによって返ってメンタルが弱くなるのです。
自己啓発は、甘い蜜(罠)だと思ってください。
たまには、自己啓発でモチベーションを上げることは大事ですが、具体的に行動に落として結果を出すことは難しいのです。
読むとしても、年に1~2冊で十分でしょう。
- あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言/ジャック・キャンフィールド、ケント・リーヒー、弓場隆 訳/ 2010.2.15/ディスカヴァー・トゥエンティワン
- メンタリストDaigoのポジティブ辞典/メンタリストDaigo/2017.12.18/セブン&アイ出版
成功哲学
成功哲学からは、その人がどのような人生を歩んできたかが分かります。
そのため、著者の失敗や経験を自分の経験として活かすことができますが、一つ問題があります。
それは、その人の考えや経験が、そのままあなたにピッタリ合うとは限らないということです。
なので、成功者の考え方を参考にするくらいにとどめておくのが良いでしょう。
どの本を読むと良いかは、あなたがすごいと思っている人の本でOK。
斎藤一人さんや堀江貴文さん、本田健さんなど、成功者で本をたくさん書いている人です。
その人たちの本を2~3冊読んだら、自分だったらどうするかを考えて、実行していきましょう。
- バビロンの大富豪/ジョージ・S・クレイソン、大島豊 訳/2008.8.8/グスコー出版
- 金持ち父さん貧乏父さん/ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター、白根美保子 訳/2000.11.15/筑摩書房
▶バビロンの大富豪は、オーディオブック もあるので、読むのが面倒な場合は、耳から聴くのがオススメ!
起業
公務員や会社員などのサラリーマンでいることが、一番安全で安定しているという神話は崩壊しました。
会社員の終身雇用は終わり、ほとんどの企業では副業がOKに。
さらに、今後自治体が半分になることを見据え、公務員も削減されていくのです。
そのため、社会人になった時に役所や企業に就職したとしても、いつ首を切られてもいいように、自分で稼げるスキルは身に付けておくべきですよね。
もし、サラリーマンにならずに起業するのであれば、なおさら学生のうちに準備しておく必要があります。
ただし、起業に関する本だけを読んでいれば稼げるようになるかというと、それは違いますので、2~3冊の読書で十分でしょう。
起業に関する本を数冊読んだら、後は具体的にどう実践していけば良いかが書かれている本を参考にして、小さく事業を始めてみることが大切です。
小説・純文学
小説や純文学は、読まないよりは読んだ方が良いのですが、それで知識が身に付くかというと、少し違います。
純文学とは…
「注文の多い料理店」や「吾輩は猫である」のように、芸術に重きをおいた小説のこと。
『本を読まない人は脳が枯れる?!読書する本当の目的』でもお伝えしたように、小説や純文学を読むと、共感能力が高まります。
なぜなら、登場人物に自分の心情や感情を載せて読むためです。
映画と同じ効果ということですよね。
共感能力は、社会人には必要とされるものの一つですので、小説や純文学を読んで鍛えることも大事ですが、あまり知識は身に付きません。
そのため、基本的には『学生が読書すべきおすすめの本』で紹介したような、実用書を中心に読み、時々(年に数冊程度)小説や純文学を読むと良いでしょう。
時事ネタ・投資関係
時事ネタや投資関係の本は、正直あまり参考になりません。
特に、時事ネタが書かれている本は、本が出来上がった段階で古い情報になっている場合が多いです。
経済学のように、過去の知識を使って今の問題の解決や今後の見通しを予測するのであれば良いのですが、「なぜ○○国は△△なのか?」などの時事ネタ本には、知識ではなく情報が載っているので、読む必要はないように感じます。
かえって、その本の著者の考え方に、振り回されるだけです。
また、株式やFX、不動産、インデックスファンドなどの投資関係の本も玉石混淆といった状況。
その人のやり方では成功したかもしれませんが、あなたにスッポリ当てはまるとは限らないんですよね。
ちなみに、本当に投資で成功している人は、ほとんど本を書きません。
本を出版しているということは、投資で稼いでいるのではなく、投資の方法を教えることで稼いでいる場合が多いのです。
私も、資産運用として不動産を購入した経験があります。
その時は、不動産投資の本を数冊読みましたが、細かいことが分からず、結局セミナーで不動産を学んで購入にたどり着きました。
余剰資金がない状態で投資をすること自体お勧めできませんが、もし投資関係を学びたいのであれば、セミナーやスクールに通った方が効率が良いでしょう。
投資の勉強は、もちろん、ファイナンシャルリテラシーを身に付けた後にですけどね。
まとめ
世の中には、本はごまんとあるので、初めのうちは何を読めば良いかわかりませんよね。
私も学生の時に、読書した方が良いことは分かっていましたが、何の本を読めば良いのか、どれから手を付ければ良いのかが分からず、結局ほとんど読書しませんでした。
まぁ、言い訳ですが…
人から勧められた本は自分に合っていない場合が多いので、本来であれば、本屋に足を運んで、実際に読めそうかどうか確認してから買うべきです。
どんな本を読めば良いのか分からなければ、まず、本の読み方や選び方が書かれている本を読むと良いですよ。
そして、極めつけは、字の大きさや装飾など、読みやすいレイアウトになっているかどうかですね。
読書に慣れていない時は、活字を見ただけで面倒くささを感じてしまうので、太文字や線が引いてあるところを読むだけでもおおよそ理解できるかどうか、を基準に本を選ぶと良いでしょう。
社会人になってから読書しても、間に合うことは間に合います。
しかしそれでは、周りの人たちに圧倒的な差をつけることは難しいですし、既に読書をしている人に追いつくことは無理かもしれません。
だからといって、読書することをあきらめてしまうと、考え方が偏った、頑固者で融通の利かないダサい大人になってしまうんですよね。
逆に、学生の時から読書を続けている人は、人格が形成されて、周りから頼られて尊敬される人物になります。
そうなることを目指して、『学生が読書すべきおすすめの本』で紹介した本だけでも、最低限読んでおきましょう。
学生の時に読書しないとダメ人間になる!おすすめの本はコレ まとめ
- 学生の52%は読書をし、48%は読書をしない
- 日本人の47.5%は読書をしない
- 学生の時に読書をしない人は社会人になっても読書しない傾向にある
- ライバルに差をつけることができる
- IQが上がる
- 玉石混淆の情報を見極められる
- 文章力が上がる
- メンタルが強くなる
- 学校で習った国語・算数・理科・社会の知識だけでは対処できない
- 読書をしないと、人格が形成されずに周りからの評価が下がる
- 勉強を怠ると、なんのために働いているか分からなくなる
- 無知を隠して偉そうにする社会人はダサい
- 学生のうちに読書をして知識を貯金しておく
- 本の読み方が書かれている本
- マーケティング
- ライティング
- ファイナンスリテラシー
- 人間関係・教育
- コミュニケーション・トーク
- 習慣・健康
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- 小説・純文学
- 時事ネタ・投資関係
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