内向的でもありのままの自分を受け入れると幸せになる法則

人見知りが激しいし、人に見られるのが恥ずかしいし、大勢の人がいる所だと疲れる…

本当はたくさんの人とストレスなく楽しい時間を過ごしたいのに、何で私はこんなにも外向性が低いのだろう

と、嘆きたくなることはありませんか。

そんな場合でも大丈夫。

たとえ内向的で、しかもネガティブなことしか考えられなかったとしても、ありのままの自分を受け入れることで幸せになれるという研究があります。

私たちのような内向型の人間から見ると、外向的な人は華やかに見えますし、楽しく充実した生活を送っていて、羨ましいと感じますよね。

でも、内向的である事にもメリットはあります。

そしてそのメリットに目を向けて、ありのままの自分を受け入れることによって、より一層幸せを感じることができるのです。

ところで、ありのままの自分を受け入れるとは、どういうことなのでしょうか。

その内容を、もう少し具体的にお話ししていきます。

目次

内向的な人は不幸なのか?

内向的な人は不幸なのか

外向的な人の方が幸せ?

外向的の人の方が幸福になりやすい、と昔から言われています。

なぜかというと、社交性が高くて自己表現が上手く、愛嬌があるので、人気を得やすいからです。

また、細かいことを気にせずに行動を取ることも、その理由の一つでしょう。

脳科学的に見ると、外向的な人は、脳の大脳辺縁系が優位に働きます。

大脳辺縁系は、人間関係を面倒にする人の環境型セクハラに過剰反応する心理でお話しした、原始脳(爬虫類脳)の一つであり、本能的な行動を取る時に働く部分です。

つまり、褒美が欲しい、手に入れたい、という欲が沸き起こってリスクを気にせずに衝動的な行動を取ることができます。

大脳辺縁系が優位になると、ドーパミンが出てリスクがある事にもどんどんチャレンジていていくため、自分の願いが叶って幸せを手に入れやすいのです。

内向的な人は幸せになれない?

内向的な人は、人と接することに不安や疲れを感じるため、他人が近寄ってくることの方が少ないかもしれません。

また、物事のポジティブな面よりもネガティブな面に目を向けがちなため、人生が明るく感じられないということも、内向的な人の特徴です。

外向的な人はどちらかというとポジティブなこと、内向的な人はどちらかというとネガティブなことを考えてしまうため、外向的な人の方が幸福度が高いのではないかと言われています。

ただ、内向的な人にも、もちろんメリットはあります。

ありのままの自分を受け入れて幸せになるためには、そのメリットを理解する必要があるのです。

脳科学的に見ると、内向的な人は、脳の前頭葉と扁桃体が優位になるようです。

前頭葉は、人間関係を面倒にする人の環境型セクハラに過剰反応する心理でお話しした人間脳(論理脳)の一つであり、冷静な判断と自己コントロール能力が発揮される場所です。

また、扁桃体は哺乳類脳(感情脳)の一つであり、主に不安や恐怖などのネガティブなの感情が発生しやすい場所です。

内向的な人は、大脳辺縁系よりも前頭葉と扁桃体が優位になります。

なので、慎重になって危険を避ける傾向があり、計画的に行動することができますし、ネガティブなことを考えてその問題を解決する能力があるのです。

どんな時に幸福度が下がるのか

どんな時に幸福度が下がるのか

外向的な人全員が幸せを感じているかというとそんなことはありませんし、内向的な人全員が不幸かというとそれも違います。

オーストラリアのメルボルン大学が行った研究で、文化の差によって外向的・内向的で幸福度が変わってくるのかを調べたものがあります。

そして、外向的であっても内向的であっても、ありのままの自分を受け入れることで幸せになれるということが分かりました。

メルボルン大学の研究の概要

内向的な人が幸せになる条件に、文化的な背景があるのではないかという仮説の下、外向的な人と内向的な人がだいたい半分になるように349人の被験者を集めて調査を行った。

オーストラリアは移民が多く、様々な人種がいる。

被験者をパーセンテージで示すと、オーストラリアは58%、東南アジアなどの移民が42%である。

一般的に、オーストラリアは外向的な人が多く、外向的なタイプが評価されやすい傾向にある。

一方アジア圏は、周りに合わせられるかどうか、人のことを考えられるかどうかという、内向的な部分が評価されやすい傾向にある。

349人の被験者に心理テストを行い、自分には外向性が足りているかどうか評価することで、幸福度にどのような変化があるのかを調べた。

被験者の中には、外向的な性格と診断されたが外向性が足りていないと感じている人もいれば、内向的な性格と診断されたが外向性はそれなりにあると感じている人もいた。

この結果、正確に外向的、内向的はあまり関係なく、「外向性を上げないと大変なことになるのではないか」というように、自分に外向性の足りなさを感じている人ほど、幸福度が低かった。

外向性が高いオーストラリア人であっても、外向性が足りていないと感じている人が多かった。

幸福度を高める方法

幸福度を高める方法

ありのままの自分を受け入れる

メルボルン大学の研究から、外向的であっても内向的であっても特に問題ないと、ありのままの自分を受け入れることで、幸せをより強く感じられるということが分かりました。

あまり他人の良い面ばかりを見るなということですよね。

などというと、余計に人と接することが少なくなるかもしれませんが、他人の良い面を見て自分に足りない部分を学ぶことは大事ですよ。

ただ、比較ばかりしていると幸せになれないということです。

もし、他人を見て自分の方が劣っていると感じてしまったら、「まぁ、今のままでもいっか。」とつぶやいてみることをお勧めします。

すると、ネガティブな感情をそらすことができますよ。

内向的であるメリットを活用する

「ありのままの自分を受け入れることは分かったけど、それでは自分は変わらないので幸せになれないのでは?」と思うかもしれません。

実はその通りで、常に今のままでいいやとあきらめモードになってしまっていては幸福度は上がりません。

ではどうすれば良いかというと、内向的であることのメリットにフォーカスするのです。

内向的であることは、内向的な人は幸せになれない?でお話ししたように、手堅く物事を進められる能力を持っています。

また、熟考できたり、細部に気づいたり、共感力が高いこともメリットの一つです。

外向的な人は口が達者である事に比べると、内向的な人は言葉の表現力を文章に活かすことができるのも魅力的。

例えば、直接人と対話する営業マンは外向的な人に向いていますが、広告や本、ブログなど文章を駆使して人に伝えることは内向的な人が向いているということです。

外向的、内向的それぞれメリットがありますので、そのメリットにフォーカスすると、より幸福度が増すことでしょう。

まとめ

「俳優・女優になれ」というマインドセットがあります。

これはどういうことかというと、その場に応じて外向的な部分を表に出したり、内向的になって物事を考えたりする、ということ。

ありのままの自分が一番幸せとお伝えしましたが、時には性格を被ることも大事です。

性格そのものを変えることは難しいのですが、一時的に普段の自分とは違う人を演じることはできますよね。

しかも、内向的な人の方がそれをやりやすいのです。

内向的な人は、たまに外向的になることはできるんですよ。

一方、外向的な人がたまに内向的になることはかなり難しいです。

なぜかというと、自分自身を見つめられない人が外向的な人だから。

自分自身も他人もあまり理解できず、自分の内側ではなく外に対して結果を求めようとすることも、外向的な人の特徴です。

内向的な人は、常に自分を見ていますでしょ?それが外向的な人にはなかなかできずに、彼らは彼らで苦しんでいるのです。

だから、性格はあまり気にせずに、ありのままの自分が幸せと思うことが大事なのではないでしょうか。

外向性が足りていないのではないかと不安になるのではなく、自分自身が持っているメリットにフォーカスする。

そうすると、今まで以上に幸福度を上げることができるのです。

内向的でもありのままの自分を受け入れると幸せになる法則 まとめ

内向的な人は不幸なのか?

  • 外向的な人の方が活動的なので幸せになりやすいと言われている
  • 内向的な人は幸せになれたいというものではない

どんな時に幸福度が下がるのか

  • 外向的・内向的は関係なく、自分に外向性の足りなさを感じている人ほど幸福度が低い

幸福度を高める方法

  • ありのままの自分を受け入れると幸せになれる
  • 内向的であるメリットを活用する
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