実は嫌な夢は味方だった!悪夢の対策と生活に活かす方法

悪夢と聞くと、全くもって良いイメージがありませんよね。

寝ている間は生きた心地がしませんし、悪夢にうなされて目覚めると気分は最悪です。

始まったばかりの1日に期待が持てず、嫌な感覚を残したまま過ごす羽目になります。

そして夜が来ると、今日もまた悪い夢を見るのではないかと不安になってしまう…

そんなネガティブなイメージがある悪夢ですが、少し対策を講じることにより、味方になってくれることもあるのです。

悪夢を見ている時は怖い思いをしているかもしれませんが、それに意味を見い出すことができれば、悪夢を見ることに恐れを感じなくなります。

そこで今回は、悪夢のメリットやそれを活かすための対策などについてお伝えします。

目次

悪夢のメリット

悪夢のメリット

自発的ネガティブ体験になる

事前に恐怖を感じるだろうと予測することにあえてチャレンジすることで、達成感が生まれて気分が改善されるということがあります。

これを、「自発的ネガティブ体験」といいます。

以前、【恐怖を克服するコツ!自発的体験が怖いをやる気に変える】でお伝えしたように、「たぶん恐怖を感じるだろう」ということにあえて挑戦することにより、メンタルが強くなるのです。

悪夢を見ている間は、ずっと恐怖体験をしているため、自発的ネガティブ体験になります。

悪夢は、最悪な状況を見せますよね。

病気になったり、遅刻したり、大きな失敗をしたり…

このような夢を見ることにより、実際にはなっていないのでマシだよねと、落ち着くことができるんですよ。

成績や成果が上がりやすくなる

悪夢を見るということは、事前にシミュレーションして対策をするのと同じような効果があります。

フランスのソルボンヌ大学が行った実験では、悪夢を見た学生は、テストの成績が良かったことが確認されています。

ソルボンヌ大学の実験の概要

700人の学生を対象に、学期中のテスト(中間テストや期末テスト)が悪くて単位を落としたり、留年したりするなど、テストに関する悪夢を見たかどうか調査した。

すると、7割の学生はテストに関する夢を見たと回答し、さらにそのうちの8割の学生は悪夢だったと答えた。

悪夢を見た学生は成績が良かった

悪夢の内容は、遅刻してテストを受けられなかった、テスト中トイレに行ってそのまま問題を解かずに時間が過ぎた、テストの結果が悪く単位を落とした、などである。

学生の成績を確認したところ、悪夢を見ている学生は、テストの夢を見ない学生よりも成績が良く、悪夢は成績の効果を上げてくれることが分かった。

この実験は、学生を対象にテストの成績について調べたものですが、悪夢は仕事の成果を上げることにもつながります。

悪い予測をすることと同じなので、悪夢によって事前に対策が取れるからです。

目標達成の確率が上がる

実は、「こんな良いことがあるんだ。」と良いことばかり考えていると、目標は達成しづらくなります。

途中で挫折すると大きな失敗をするだろう、最悪このような未来が待っているかもしれないと、ネガティブな想像をすることにより、目標の達成率が上がるのです。

悪夢は、イメージするよりも鮮明な最悪シミュレーターになるので、私たちの力になってくれます。

悪夢を対策することにより、目標が達成しやすくなるんですよ。

悪夢を活かす方法

悪夢を活かす方法

悪夢を見る原因を探る

悪夢を見るということは、何かしらの不安やストレス、生活習慣の問題などを抱えている可能性があります。

例えば、夢の中で息苦しさを感じているのであれば、寝ている間に息が止まっている可能性がありますよね。

そしてその原因が無呼吸症候群と分かれば、食生活や運動を見直してより健康になることができます。

どのようにすれば悪夢を回避できるか、悪夢の原因を探って対策を考えることにより、今まで以上に生活の質を向上させることができるでしょう。

悪夢の内容に対して対策する

悪夢の内容がより現実的なものである場合、その夢で見たことにならないように対策をとることができます。

たとえば、仕事や勉強で失敗する夢を見るのであれば、それが現実にならないよう、足りていない部分を補う形で、悪夢の対策を取ることができるのです。

最悪な状況にならないよう、回避することができるんですよね。

悪夢そのものを回避するというよりも、悪夢で見た内容にならないよう対策することで、より良い結果が得られるでしょう。

悪夢を見過ぎないための対策

悪夢を見過ぎない対策

悪夢の見過ぎは良くない

悪夢から対策をとれて様々な成果が得られるからというものの、さすがに数週間以上連続で悪夢を見ることは、メンタル的に良くありません。

夢を見ることで疲れてしまって、私生活に支障が出てしまうこともあります。

そのため、悪夢はほどほどにした方が良いのです。

ただ、「そう言われても、どんな夢を見るかコントロールなんてできないし、悪夢を見たくて見ているわけじゃないんだけど。」と反論したくなりますよね。

そこで、手軽にできる悪夢を防ぎやすくる対策について、一つお伝えします。

精油(アロマ)を利用する

ドイツのドレスデン工科大学が行った研究で、PTSD(極度のトラウマ状態)で苦しんでいる男女を対象に、悪夢が見づらくなる対策を調査したものがあります。

ドレスデン工科大学の研究の概要

PTSDに悩む男女を次の2つのグループに分け、5日間過ごしてもらった。

  1. アロマの良い香りがする部屋で寝る
  2. いつもと変わらない普通の部屋で寝る

この結果、①のグループの被験者は、悪夢が見づらくなった。

また、香りによる副作用も認められなかった。

なぜ香りで睡眠の質が改善されるのかというと、私たちの嗅覚は感情のコントロールに関わっているからです。

脳の感情をコントロールする部分は、元々嗅覚に携わる部分でした。

これはあくまでも一説ですが、香りを感じるシステムが進化して、感情をコントロールするようになったと言われています。

つまり、嗅覚に携わる部分から分岐して、感情をコントロールする場所が生まれたということです。

なお、最も睡眠の質が上がるのは、「ラベンダー」であるという研究結果があります。

ただし、香りについては、人それぞれ好みがあるため、自分がリラックスできそうだと思った精油であればOKです。

ラベンダーの他には、ゼラニウム、バラ、ベルガモット、ティートゥリー、オレンジ、ピーチなどがオススメ。

これらの精油をコットンなどに1~2滴垂らして、枕元に置いて寝ると悪夢対策になるでしょう。

まとめ

悪夢はなるべく見たくないですよね。

見ると今まで漠然と感じていた不安が、さらに強くなりますし、なんせ生きた心地がしないわけです。

私もよく見ますよ、3日に1回くらい。かなり多いと思います。

未だに市役所で働いている夢を見ますからね。軽いPTSDではないかと…

悪夢を対策する方法について、グダグダと述べてしまいましたが、今回お伝えしたかったことは、大きく分けて3つです。

  • A:悪夢を見る原因を探って生活習慣を変える
  • B:悪夢の内容を最悪シナリオと考え、そうならないよう対策する
  • C:悪夢を見ないように精油で嗅覚を刺激する

AとBについては、今よりも良い方へ向かうよう、悪夢を見たら対策を考えるというもの。

一方、Cについては、悪夢そのものを見ないよう対策するというものです。

悪夢は嫌なものと決めつけてしまいがちですが、考え方次第では自分の味方になってくれるんですよね。

もしあなたが毎晩のように悪夢にうなされているのであれば、A~Bのあなたに合った方法で、悪夢対策を行ってみてください。

実は嫌な夢は味方だった!悪夢の対策と生活に活かす方法 まとめ

悪夢のメリット

  • 自発的ネガティブ体験になる
  • 成績や成果が上がりやすくなる
  • 目標達成の確率が上がる

悪夢を活かす方法

  • 悪夢を見る原因を探る
  • 悪夢の内容に対して対策する

悪夢を見過ぎないための対策

  • 精油(アロマ)を利用する
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