なんだか今の仕事が辛いしつまらないな、職場の人たちとも気が合わない気がする、このまま生きていくことに不安でいっぱいだ…
そんな心配を抱いたことはありませんか。
実は、心配性な人に適した仕事があります。
それを仕事にすると、ストレスを軽減できるだけでなく、メキメキとあなたの能力が向上するのです。
私たちは、人それぞれ考え方も性格も能力も違います。
その自分の能力に見合った仕事をすることにより、向上心や幸福度が増すのです。
そこで今回は、心配性な人こそやるべき仕事の内容についてお伝えします。
心配性な人が持つ能力
物事を見定める能力が高い
心配性な人は、常にネガティブな方向へ目を向ける癖があるため、衝動に駆られた行動をして失敗することが少ないです。
念入りに調査をしたり計画を立てたりなど、物事を俯瞰して多角的な視点で考えることができます。
また、自分の事をメタ認知して、自分を他人事のように考えられることも強みです。
心配したり不安になったりしてしまう分、行動が遅い又は考えて終わりになるところが欠点ですが、そこを乗り越えられると、知識も経験も豊富な人になることができるでしょう。
言語能力が高い
言葉を操る能力に長けているということです。
相手に口で直接説明するよりも、メールやLINEなどの文字で話をする方が得意だったりしませんか。
もしかすると両方得意ということもあるかもしれませんが、心配性な人は、自分の考えや感情を文字にして外に吐き出すことが上手いんです。
「えっ、なかなか言葉が出てこない時の方が多いんですけど。」
と思うかもしれませんが、まだ能力が開花していないだけなので、キャッチコピーなど言葉の表現力を学ぶことで、元々あった言語能力を引き出すことができます。
対照的に、動作能力が高い人たちがいます。
このほとんどは外向的な人に見られる特徴で、ボディランゲージや作業を得意としますが、いちいち文章を書くよりも、口で説明した方が早いと感じている人たちです。
どちらも一長一短あるのですが、本当は言語性能力が高いのに、動作性能力が高い人たちが羨ましいからその人たちの真似をする、ということはあまりお勧めできません。
心配性な人は、言葉を操るという能力を持っているため、その能力を磨くと良いのです。
心配性な人に合わない仕事
心配性な人には、体を使うような仕事はあまり向いていません。(全くダメということではありませんが。)
なぜなら、動作能力よりも言語能力の方が高いからです。
体を使うような仕事とは、営業マンなど外を歩き回って直接人に合って説明する仕事や、事務仕事などの単純作業、頭を使わなくてもできるルーティンワーク、ベンチャー企業のように事業を大きくすることなどです。
これらの仕事を行うと、メンタルが疲弊してしまったり、仕事に対する満足度が低下したりするので注意しましょう。
心配性な人に合う仕事
では、心配性な人にはどのような仕事が向いているかというと、コピーライターやブロガー、作家、カウンセラーなど、言葉の能力を伸ばすことができる職業です。
事業を大きくすることよりも、言語能力を伸ばすことを考えた方が良いということですよね。
心配性な人は、不安を感じすぎる傾向にあります。
なぜ不安を感じやすいかというと、過去や未来のことを、詳細に描写できるからです。
これを文字に起こして人に伝えることができるのが、心配性な人たちなのです。
一方、動作能力が高い人たちは、楽観的で常にポジティブな方へ目を向けているため、あまり不安を感じません。
それゆえ、過去や未来を気にせずに今に集中することが得意なのですが、同じ失敗を繰り返してしまうこともあります。
ベンチャー企業ができては潰れ、できては潰れを繰り返しているのは、おそらく振り返ることをあまりしないからと考えられます。
心配性な人は、直接交渉したり上場したり事務作業を行ったりすることが苦手なため、事業を大きくしようとすると失敗してしまいます。
それよりも、言葉を使って仕事をすることに集中すると稼ぐことができるでしょう。
あなたに元々備わっている能力を磨き続けると、いつの間にか上手く軌道に乗ることができているということです。
稼ぐ能力を高めるためにするべきこと
リフレーミングする
自分の欠点やネガティブな性格を良いように書き換えることをリフレーミングといいます。
例えば、次のようなことです。
不安だ → 深く考える能力がある
すぐに行動に移せない → 慎重で注意力が高い
協調性がない → 独立自尊である
頑固である → 譲れない信念を持っている
このように、リフレーミングでネガティブな性格のメリットを探し出すことによって、困難を乗り越えていくことができるのです。
本などから言語を学ぶ
いくら言語能力が高いからといって、何もせずに考え込んでいるだけでは、眠っている能力を発揮することはできません。
そのため、本を読んだり映画を見たりして、言語を学ぶ必要があります。
安価で手っ取り早く学習できるのは、本です。
【相手を虜にする?!商品を大量に売るための魅力的な方法】や【学生の時に読書しないとダメ人間になる!おすすめの本はコレ】でオススメした本を読むだけでも、かなりの語彙力を身に付けることができます。
そして、本を読んだらそれをまとめ、ブログやSNSなどで情報発信していくと、より言語能力が磨かれることでしょう。
本当の安定とは何か?
心配性な人ほど、安定した仕事を求めますよね。
私もかなり心配性なため、最初は市役所に入庁しました。
でも結局それは、表面上は安定しているように見えても、精神的には安定しないのです。
なぜだかわかりますか。
その理由は、自分で稼ぐ力を身に付けていないから。
企業や役所に勤めていたとしても、いずれ働けなくなりますし、突然首を切られることもあります。
毎月分配される給料を安定して受け取っていたところで、自分で稼ぐ力を身に付けていない限り、「働けなくなって収入がゼロになったらどうしよう。」という不安から逃れることはできないのです。
ではどうするべきかというと、自分の力で収入を安定させる必要があるということです。
そのためには、自分の能力を高めることをやらないと安定しません。
本当の安定とは、不安定になった時に元の状態に戻れる力のことを指します。
崩れても安定した状態に戻れる自信をつけるために、稼ぐ能力を身に付ける必要があるということなのです。
心配性な人は、ラッキーですよ、このままではヤバいということに気づいているので。
心配や不安をあまり感じない外向的な人は、「今のうちに準備する」ということが、なかなかできません。
心配だからこそ、未来の自分の姿を想像して対策することができるのですよ。
まとめ
今回の話を一言でいうと、心配性な人は言葉を活かした仕事をすると能力や幸福度が増しますよ、ということです。
心配性な人は、物事を細かく見ることができて、分析力や注意力が高いんですよね。
それを言葉を使って描写することにより、さらに能力を引き上げることができるのです。
実は、これは誰にでもできることではありません。
25%くらいの人たちが持っている能力です。
残り75%の人たちは、外向的な人たちで外に対して結果を求めようとします。
そのため、自分の内側を見つめて言葉で描写することができないのです。
言葉を使って稼ぐ力は、心配性な人だからこそ身に付けているもの。
その能力を活かした仕事をすることにより、本当の安定を手に入れることができるでしょう。
心配性な人に適した仕事を発見!言葉で稼ぐ力を利用する まとめ
- 物事を見定める能力が高い
- 言語能力が高い
- 営業や単純作業など体を使う仕事
- 事業を大きくしようとすること
- コピーライターやブロガー、作家など言葉を操る仕事
- リフレーミングする
- 本などから言語を学ぶ
- 不安定になった時に元に戻れる力のこと
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