自信がない人はダメ人間なのか?実は人生うまくいく説

自信がない人はダメ人間なのか、実は人生上手くいく
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自信がない人とある人とでは、自信がある人の方が魅力的ですし、能力が高くてできる人というイメージがありますよね。

でも、本当に自信がある人の方が能力が高いのでしょうか。

そして、たとえ自分に自信がない場合でも、無理矢理自信ありげに堂々とすべきなのでしょうか。

実は、人生において自信のあるなしは、あまり関係ありません。

強いていうと、自信がない人の方が人生が上手くいきやすいというデータがあります。

かといって、わざとらしく自信がない人のようにふるまいなさい、ということではありませんよ。

ただ、自信満々な時ほど上手くいかなくなるので、何とかして無理にでも自信があるように見せようなどとすることは避けた方が良いです。

今回は、自信がない人がどのように考えて行動すると、良い人生を歩むことができるのかについてお伝えします。

目次

自信がない人の特徴

自信がない人の特徴

デメリット

自信がない人は、自分を過小評価する傾向にあります。

本当はもっと能力が高いのに、自分はそこまで実力がないと思い込んでしまうのです。

また、保守的で行動しようとしないことも、欠点ですよね。

ポジティブよりもネガティブな面を捉える傾向にあるので、事前に調べたり計画を練らないと行動に移せないのです。

メリット

ネガティブな面を見る傾向にあるということは、その裏返しとして問題解決能力があるということです。

自信満々な人は、その問題を直視できていないからこそ、そのように振舞えるのであって、自信がない人は、問題を捉えられているので、あとはその解決策を考えれば良いのです。

それと、自信がない人にも良い感情と良くない感情があるので、実は良い時・悪い時両方の景色を見ているんです。

なので、悪い時に問題を見つけて、良い時に解決策を見つけることができます。

そのように気分をアップダウンさせることにより、様々なアイディアを思い浮かべることができるのは、素晴らしい能力なのです。

自分の自信が当てにならない理由

自信が当てにならない理由

自信の有無と能力の有無は関係ない

自信がある人は、ない人に比べて余計なことを考えないので、気分的には楽です。

しかし、成功するかどうかは、能力にかかっています。

そして、自信と能力とは無関係なのです。

自信があるからといって能力が高いということではなく、自信がないからといって能力が低いということでもありません。

では、自分の自信はどれくらい当てになるのでしょうか。

ロンドン大学のデータによると、自信の有無が結果に結びつく確率は、コインを投げて決めることと同じくらいだそうです。

つまり、運任せとほぼ同じ状態。

自分の容姿に自信のある男性が、周りからどれくらいイケメンに見られていたかという調査を行ったところ、50%はイケメンと思われ、あとの50%は特にそう思われていなかったという調査が元となっています。

これは、頭の賢さや性格の良さにも当てはまることです。

逆に自信満々は注意すべし

変に自信がある場合、現実を都合よく捻じ曲げて見誤る傾向にあります。

ダニング・クルーガー効果というものですよね。

ダニング・クルーガー効果とは、人付き合いが面倒すぎる!ウザい奴に絡まれたときの対処法など、これまでにもいくつかの記事でお話ししてきましたが、能力が低い人ほど、自分は周りよりも能力が高いと思い込む性質のことです。

実は、自信満々に振舞っていると、だんだんと嫌な奴になるという研究結果もあります。

18歳の時に自信があると答えた学生が、23歳になった時、つまり5年経過したときに周りにどう思われているかを調査したものです。

それによると、5年前に自信ありと答えた学生のほとんどは、周りからはなんとウソつきで信用できず、ずるい人間と思われる傾向にあったのです。

自信満々に堂々と振舞えば良い、というものではないということですよね。

自信がない人が上手くいくためにすべきこと

自信がない人がすべきこと

小さなことからコツコツ行う

自信がない人が、非現実的な自信ではなく、確固たる自信をつけるためには、自分との約束を決めて、それを毎日コツコツ行うことです。

朝起きたら水を飲む、毎日散歩する、瞑想する…など、すぐにできるもので良いので、それを習慣化することをお勧めします。

毎日やっているうちに、自分はできる人なんだと自信がついてきます。

そしてそれに慣れてきたら、別のことをプラスして習慣化していくのです。

いきなり大きなことをしようとすると、途中で挫折して失敗してしまいますので、簡単にできることから始めて、そのできることを徐々に増やしていくことで、確固たる自信をつけることができるでしょう。

小さなリスクに挑戦する

自信がない人は、問題を見つけて慎重に行動しようとするので、実は起業に向いています。

もし、今の生活がそんなに不自由していないということであれば、無理に起業する必要はありません。

しかし、自分の能力を最大限に高めて、その能力を使って稼ぎたいのであれば、起業すべきでしょう。

自信満々な人よりも自信がない人の方が、失敗が少なくて済みます。

ただ、いきなり大きなリスクに挑戦してしまってはいけません。

今の自分にできることを、毎日コツコツ行っていき、そして少しずつレベルアップさせていく。

例えば、起業の勉強をしてみる、稼ぐ手段を考えてみるなど、稼ぎに結びつくような小さなことから始めてはいかがでしょうか。

そうすることで、今の自分を何倍にも成長させることができるのです。

人の意見に耳を傾ける

自信がない人には、他人の意見を客観視して取り入れる能力があります。

一方、自信満々な人は、「自分はできるぜ!」と思い込んでいるので、人の話を聞こうとしないんですよね。

なので、周りから嫌なヤツを思われたり、自分の能力が下がっていることに気づけないんです。

自信がない人は、人の気持ちを考えられることが多いのですが、さらに相手の意見を取り入れてみると良いでしょう。

特に、相手の悩みを聞いてあげると良いです。

そして、その問題を解決するための手段を考えることにより、さらにあなたの能力を高めて、人生が上手くいくようになるのです。

まとめ

私には自信があるのかと聞かれたら、ないですよ、正直言って。

特に起業してからは、今やっていることが正しい道へ進んでいるのか、本当に上手くいくのだろうかと、疑問に思いながら毎日生活しています。

ただ、やるべきことはやっているつもりですし、あとは自分を信じてやり続けるしかないんですよね。

自信があるとは、堂々と振舞うことではなく、自分を信じているかどうかではないでしょうか。

なので、仕事や私生活に自信がない人でも、自分を信じていればそれで良いと思います。

もし、どうしてもやる気を奮い立たせたいのであれば、お手軽メタ認知の方法!やる気を高める二人称自己暗示法の力でお伝えした、二人称を使って自分を鼓舞させるのです。

二人称を使うというのは、「私ならできる。」と言い聞かせるのではなく、「君ならできる。」と自分に言い聞かせること。

そうすることで、自然とメタ認知して自分自身を落ち着かせることができるんですよ。

人生が上手くのに、自信の有無は関係ありません。

それよりも、能力の有無が関係しているため、自分に自信がないことをあまり気にせず、能力を高めることを、毎日コツコツ行っていきましょう。

自信がない人はダメ人間なのか?実は人生うまくいく説 まとめ

自信がない人の特徴

  • デメリット
    ・自分を過小評価する
    ・保守的で行動しようとしない
    ・ポジティブよりもネガティブな面を見ようとする
  • メリット
    ・問題解決能力がある
    ・感情が良い時悪い時の両方の景色を見ている
    ・様々なアイディアを思い付きやすい

自分の自信が当てにならない理由

  • 自信の有無が結果に関係するのは、コインを投げて決めるのと同じ確率
  • 自信満々な時ほど、ダニング・クルーガー効果が発動しやすい

自信がない人が上手くいくためにすべきこと

  • 小さなことからコツコツ行う
  • 多少のリスクに挑戦する
  • 人の意見に耳を傾ける

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