人付き合いで困った時に思い出したい7つの名言

人付き合いが苦手で人と関わることがうんざりだ、なんて思うことがありますよね。

人付き合いが悩みのタネになることは、よくあること。そしてすぐに解決できないことが何よりの問題と感じていたりしませんか。

人それぞれ考え方や価値観が違うので、人付き合いに正解というものが存在しません。

しかし、何かしらのヒントは得たいもの。

それならば、人付き合いについて偉人たちの名言を参考にすることも、一つの方法ですよね。

そこで今回は、人付き合いに関する名言を、大きく3つのパートに分けてお伝えします。

人付き合いで気を付けるべき名言

付き合う人を慎重に選ぶ

あなたは最も多くの時間を共有している5人の人物の平均である

－ジム・ローン－（アメリカの実業家）

私たちが上手くいくかいかないかは、半分は自分の遺伝的なもの、そしてもう半分は環境に左右されると言われています。

環境を選ぶときに外せないことが、付き合う人を慎重に選ぶということです。

あなたの周りの人たちの行動や言動、考え方は、あなたに何かしらの影響を及ぼすのです。

なので、あなたから見てすでに成功している人か、成功しようと一生懸命頑張っている人たちと付き合った方が、刺激になって成長できるでしょう。

エネルギーを奪う人たちから離れる

世の中には2種類の人間がいる。「アンカー（船のいかり）と「モーター（原動力）」だ。アンカーはあなたのやる気をそいで動けなくするので縁を切った方がいいが、モーターはあなたを元気にして勢い良く動かしてくれるから一緒にいた方が良い。

－ロバート・ワイランド－（アメリカの画家）

あなたの近くにエネルギーを吸い取るような人がいると、あなたはやる気をなくして、上手くことを運ぶことができなくなってしまいます。

もし、「人付き合いで疲れることが増えたな。」と思っているのであれば、もしかするとあなたのエネルギーを吸い取るアンカーがあなたの近くにいるかもしれません。

あなたのことを批判して自分のレベルにまで下げて満足しようとする人や、あなたの夢を邪魔してくるドリームキラーとは、遠慮なく距離を置くべきなのです。

人付き合いで助けを求めるための名言

積極的に助けを求める

あなたは頼まなければならない。私の意見では頼むことがこの世で最も効果的で、最も見落とされがちな成功の秘訣である。

－パーシー・ロス－（アメリカの大富豪、慈善家）

あなたがチャンスをものにしたいと思った時、ときには相手に助けを求めることも必要です。

コロンブスやトーマス・エジソン、レオナルド・ダ・ヴィンチなど、かの有名な偉人達も、周りの人々に助けられながら偉業を成し遂げてきたのです。

人に助けを求めることは、弱者がすることだと思いがちですが、むしろ知恵と勇気のある人の成功の秘訣ともいえるでしょう。

人に助けを求めることを恐れる必要はありません。

勇気を出して助けを求めれば、無限の可能性が広がるのです。

誰かがあなたを待っている

私のモチベーションは、拒絶に対する反発心から生まれた

－ハリソン・フォード－（アメリカの俳優）

人に助けを求めた時、拒絶されることはよくあること。

しかし、拒絶されたからといって、そこであきらめてしまっては、失敗に終わってしまいます。

拒絶されると、人格まで否定されたように感じますが、それは真実ではなく、相手の都合が悪かっただけや、単に意見や提案が受け入れられなかっただけの場合が多いので、工夫して別のやり方を試してみれば良いのです。

誰かはあなたのことを待っていてくれています。

その人達に出会うために、すぐにあきらめてしまうのではなく、粘り強く働きかけましょう。

人付き合いで必要なあなた自身を高める名言

身近な人を大切にする

目の前にいる人を大切にしなさい

－マザー・テレサ―（カトリック教会修道女）

目の前の人を大切にできなければ、その先にいるたくさんの人たちも大切にすることはできません。

まず最初に、目の前の人を大切にするべきなのです。

「その人のために何ができるのだろうか。」と、考えながら見返りを求めずに今できることを行うのです。

見返りを求めると、あなたが相手のエネルギーを奪うアンカーとなってしまうので、見返りを求めることはせずに、相手が喜ぶことは何かを考えながら関わることを意識しましょう。

幸せな家庭を築けない者は、天下を納めることができない

－ヘンリー・フォード－（フォード・モーター創業者）

家庭とは、人を育てたり、協力したり、助け合ったりしながら良いものを生み出す場でもあり、ビジネスで大切にしたいヒントがたくさんあります。

身近な人を幸せにするために何ができるのか、そして自分自身を幸せにするために何をするべきなのかを考えるなど、社会に意識を向ける前に、側にいる人を笑顔にすることから始めましょう。

相手に与えるために何ができるか

幸福は思いやりの心から生じるものであって、怒りや憎しみからは生じません

－ダライ・ラマ法王14世－（宗教家）

幸福が思いやりの心から生まれるのであれば、あなたは今、幸福に向かっているかどうかを考える必要があります。

いったい、どんな感情を持って、人と接しているのでしょうか。

もし怒りや憎しみを感じているのであれば、幸福にはつながらないことを理解しなければなりません。

少し立ち止まり、深呼吸して自分を落ち着かせ、思いやりを持って相手と関わっていけば、幸福に向かって歩き出すことができるのです。

まとめ

人付き合いの名言は、探せばほぼ無限大に出てくるものではありますが、今回は、7つに厳選して、お伝えしました。

人付き合いの名言は、あくまでヒントです。

これらを知ったからと言って、すぐに人付き合いの悩みが解消されるものではなく、嫌なことがあっても、めげずに実行していくことも、時には必要です。

実行していくといっても、全ての人たちとうまく付き合うということではありませんよ。

アンカー（足を引っ張る人）とは距離を取るべきですし、まず最初に自分とその身近な人たちを大切にする必要がありました。

人付き合いで悩みを持たない人はいませんので、そこは安心して人を大切にしていきたいものですよね。

人付き合いで困った時に思い出したい7つの名言　まとめ