批判されると嫌な気分になりますよね。
実は、批判されたときに、この3つにフォーカスすると、批判を気にしないで済むというものがあります。
逆にこのことを知らないと、心がブレてしまって色々なことを無駄にしてしまうのです。
つまり、批判されたときにやるとアウトなことと、やるべきことがあります。
ブレた人生を歩むことなく、批判を気にしない、批判に動じない、そんな芯の強い存在になるためにも、今からお伝えすることを大切にしてください。
ついついやってしまう良くない3つの反応
① 感情が不安定になる
良い人生を歩むためには、メンタルが安定している必要があります。
ただ、メンタルの安定といっても、誰でもネガティブな気持ちになることはよくある事。
そのネガティブな気持ちにずっと浸っていてはいけないということです。
批判されると、たいていの場合、ムカッとして激怒するか、気分が沈んで落ち込んだりします。
感情が優先で働くので仕方のないことですが、批判を気にしないためには、批判されたときに自分のメンタルが揺らいでいないかどうかチェックする癖をつけることが大切です。
② 目標がブレる
あなたの知人や同僚、ご両親などに、無理だとか考え方が違うなどと言われた時、
「本当にこのままで良いのかな。」
と、目標がブレてしまうことがあります。
しかしその批判は、あくまでも相手の考え方や価値観に基づいたもの。
あなたと違っていて当然です。
何の根拠もなく、あなたのやりたいことを批判された時、自分と他人とは違うんだ、と思うことが大事です。
一方で、目標を変えてはいけないということではありません。
目標を変える時は、他人に批判されたからではなく、自分の意志で変える必要があるのです。
- 批判を気にしないで自分の意志で目標を変える
⇒柔軟性 - 他人の批判や意見に従って目標を変える
⇒従属性
従属性に頼ると、個々の特徴を活かせなくなり、ブレた人生を歩むことになるので注意!
③ 時間を無駄にしてしまう
批判されると、相手にやり返したり、必要以上に考え込んでしまうことがありますよね。
するとその分、時間を無駄に過ごしてしまうことになるのです。
批判してきた相手に対して、復讐しようとすることは、コストばかりかかります。
リターンが得られないということです。
時間を無駄にしないためにも、今からお伝えする批判を気にしない方法を徹底しましょう。
批判を気にしない3つの戦術
① 客観的な意見のみ参考にする
批判されたとき、相手が言っていることが主観的(単なる個人の意見)なのか客観的(何かのデータに基づいている)なのか、判別する必要があります。
たいていの場合、その人の単なる思い込みで批判してくるので無視すれば良いです。
しかし稀に、客観的な情報に基づいて意見を言ってくる場合があります。
「この本にはこう書いてあった、君の考えと違うけどどうだろう。」
「○○の統計調査ではこういう数字が出ているけど、君がやっていることと反対ではないか。」
というような時は、あなたに足りない部分の意見を取り入れ、軌道修正していくべきでしょう。
② 最終目標に関するものだけ見る
結果を測るための数字は、一つに絞った方が良いです。
複数の数字を追うと、上手くいっているのか退化しているのかが分からなくなるからです。
例えば、ダイエット。
1か月後までに体重を5kg落として、体脂肪を8%減らして、ウエストとヒップをそれぞれ−3cmずつ減らして、1日の消費カロリーを…
などとたくさんの数字を記録しようと、失敗することが目に見えていますよね。
この場合、「体重を〇kg減らす」又は「ウェストをマイナス○cm細くする」などと、測りやすい数字一つに絞ると良いでしょう。
ちなみに、体脂肪率や消費カロリーには誤差があるので、それらの数字を基準にしない方が良いですよ。
基準にすべき数字もまた、客観的に測れるものを選ぶことが大事です。
ブログの場合もそうです。
ブログで全体数を増やそうとすると、アクセス数を追いかけるということが考えられますよね。
しかも、日々のアクセス数ではなく、1か月のアクセス数を追いかけた方が、目標のブレが少なくて済みます。
ここでもし、検索順位も考慮して、検索単語も追っていって、さらに読者の意見も取り入れて…などとやると、何のブログなのか分からなくなり、結果的にアクセス数が下がることも考えられます。
追いかけるものを客観的な数字一つに絞れば、
「相手はこう言っているけど、数字は伸びているから大丈夫だな。」
というように、批判を気にしないで済むのです。
③ 自分より格上の人の意見のみ取り入れる
ほとんどの場合、相手の批判に耳を傾ける必要はありません。
ただ、あなたよりも結果を出している人、知識や経験のある人の批判は取り入れた方が良い場合があります。
あなたに足りないものを指摘してくれているからです。
年上、年下関係なくですよ。
では、あなたより格上なのか格下なのかをどうやって見分けると良いのでしょうか。
その一つに、自分の感情にフォーカスする方法があります。
どういうことかというと、まず、格下の批判に対しては、イラっとする場合が多いです。
対して格上の人の批判に対しては、落ち込んだり凹んだりします。
なぜそのような感情が起こるかというと、格下に対しては、
「自分よりも知識も経験もない奴が偉そうに言ってくるんじゃねーよ。」
と思うから。
一方、格上に対しては、
「自分にはまだまだ不十分なことばかりだな…。」
と、自分の実力の足りなさを認識するからです。
格下の相手をするということは、自分もその人たちのようになり下がるということ。
そのため、格下の批判は気にしないで良いのです。
それよりも、格上の人たちの意見を取り入れてより良い方向へ軌道修正していくべきでしょう。
まとめ
おそらくあなたの周りにも、やたらと偉そうに他人のことを批判する人っていますよね。
自分の事を棚に上げて他人の批判をする人。
そのような、ダニングクルーガー効果を持ち合わせている人の批判は、気にしないでOKです。
相手しても何も生産性がないですよ。
もし批判されたら、
「そうなんですね、どうも。」
というような感じで、若干冷めた心で接する(受け流す)と良いです。
格下の相手をするということは、自分も格下になり下がるということを忘れずに。
ただ、このように面と向かって批判してくる人は、まだいいですよ。
批判されていることが分かるので、それを取り入れるべきか無視すべきかを自分で判断できるので。
ヤバいのは、いい人のふりして実は裏で蹴落とそうとしてくる人です。
その人たちのことを、カバートアグレッション(コバートアグレッション)といいます。
カバートアグレッションの詳しいことは、【あなたを支配するカバートアグレッション、身近に迫る脅威】をぜひチェックしてください。
さて、今回お伝えした一番大事なことは、ブレないために最終的な目標に関係する客観的なデータのみにフォーカスするということでしたよね。
このことさえ忘れなければ、相手の批判を気にしないべきなのか、取り入れるべきなのか区別できます。
相手の批判をいちいち気にしないためにも、ぜひ、あなたの達成すべき目標に必要な客観的な数字を決めて、定期的にブレていないか確認してください。
批判なんて気にしない!ブレない鉄壁な心を持つ3つの戦術 まとめ
- 感情が不安定になる
- 目標がブレる
- 時間を無駄にしてしまう
- 客観的な意見のみ参考にする
- 最終目標に関するものだけ見る
- 自分より格上の人の意見のみ取り入れる
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