世の中には、数多くの占いが存在しています。
その種類は何万以上にも登り、とても把握しきれません。
ところで、そもそも占いって信じても良いものなんでしょうか。
占いの結果から目標を作り、それを目指して進む事ができるのであれば、きっとあなたはその占いを上手く活用することができるでしょう。
しかし、占いに頼り切ってしまって、占いそのものに執着してしまうのであれば、物事は悪くなる一方かもしれません。
占いは活用すべきツールであって、占いの結果そのものがあなた自身ということではないんです。
今回は、占いを上手く活用するために、占いの種類と場面に応じた活用法についてお伝えします。
占いの種類
相占(そうせん)
相占とは、目に見えるものから鑑定する占いです。
例えば、手相や顔相、家相などがこれに当たります。
あなたのその時の状態を読むことが目的です。
卜占(ぼくせん)
卜占とは、その瞬間に表れた事象をもとに鑑定します。
例えば、タロットカードやルーン占いなどがこれに当たります。
あなたの潜在意識に働きかけ、目の前の問題を浮き彫りにして解決策を導くことが目的です。
命占(めいせん)
命占とは、生年月日を元に鑑定します。
おそらく、占いの中で最もポピュラーであり、一番流派の多い占いではないでしょうか。
命占の種類としては、西洋占星術、東洋占星術、四柱推命、六星占術などがあります。
これは、あなたが元々持っている資質や才能を解き明かしたり、未来予測などを行ったりする時に適しています。
自己分析に使うなら
自己分析に適しているのは、なんといっても命占でしょう。
あなたの元々の性格や資質、才能が記されているため、自分自身を知るためのツールとして最適です。
命占を用いれば、
- 人生の目標を決めたい
- 生まれてきた意味を知りたい
- どのような仕事をするべきか知りたい
- 才能をフルに活かした生活をしたい
- 自分に似合うパートナーの特徴を知りたい
などといった欲求を解決することができるでしょう。
今の状況を判断したいなら
卜占が良いのでないでしょうか。
なぜなら、潜在意識…つまり私達が普段使用していない約90%の能力に働きかけて、解決策を見出す事ができるからです。
一方で、命占でも「時期予測」という方法を使えば、どの時期にどのような事が起こりそうなのかおおよそ知ることができるため、今のうちにやっておくべきことを決めることができるかもしれません。
恋愛を知るのに向いているのは?
相性を知りたいのであれば、命占か卜占が良いのでないでしょうか。
婚期や理想のパートナーとの出会いなどであれば、命占か相占が良いかと思います。
各占いに共通すること
占いをする時又は受けるときは、必ず相手と対話をします。
一流の占い師は、「鑑定結果=あなた自身」などと決めつけることはしません。
鑑定結果を出し、それを踏まえてカウンセリングを行いながら、あなたを良い方向へと導きます。
世の中に完璧なものは存在しませんので、当然占いも「これだけ知っておけば完璧」というものは存在しないんですよね。
鑑定結果を受け、そこからどうするのか…今まで通りの生活をするのか、はたまた環境や行動を変えて新しい自分を手に入れるかは、全て自分次第なんです。
まとめ
用途にもよりますが、相占、卜占、命占の中で、どれが一番良いのかと問われたら、私は命占と答えます。
その中でもとりわけ、心理と天文学を融合させた心理占星術が良いでしょう。
相占は、その時の状況を読むのに適しているかもしれませんが、時が経つと判定が変わってきてしまいます。
例えば手相は、年齢とともに変化していきますよね。
卜占は、潜在意識に働きかけるものですが、当然毎回結果が違ってくるので、何を信じればよいかブレてしまう可能性があります。
命占は、生年月日で判断するので、ブレることはありません。
ただ、そんな命占にも欠点があります。
それは、生年月日だけではなく、生まれた時間と場所を知らないと、細かい判定ができないというもの。
逆に、そこさえ条件を満たすことができれば、しっかりとした判定を行うことができます。
生まれた時間や場所なんて知らないという場合は、母子手帳を確認して見てください。
ということで、結論。
どの占いを信じるべきか迷った場合は、命占、とりわけ占星術の結果から判断すれば、間違いなく進むべき方向が見えてくることでしょう。
占いはどれを信じるべきか?環境や状況によって活用を変えるべき理由
- 相占(そうせん)
- 卜占(ぼくせん)
- 命占(めいせん)
- 命占がオススメ
- 卜占が良いかも
- 命占の時期予測を活用するのもあり
- 相性は卜占か命占
- パートナーとの出会いは相占か命占
- カウンセリングを行いながら判断する
- 結果だけで人を決めつけるものではない
- 結果を受けて行動するかしないかは自分次第