2022年1月18日午前8時48分頃、蟹座の位置で満月になります。
海に潮の満ち引きがあるように、月は私達の生活に深く影響を与えています。
とりわけ新月は願い事を見つけて目標を立てる日、そして満月は新月の願い事を外へ吐き出す時です。
今回は、蟹座満月。
ホロスコープを読み解きながら、どのような時期に突入しそうなのか、又私達は何に気をつけてどんなことをすると良いのかについて、お伝えしていきます。
1月18日蟹座満月の特徴
緊張と葛藤が生じやすい
1月18日の蟹座満月は、限界を感じるかもしれませんが、何かを手放すと道が開くような日になりそうです。
満月を迎える時の月の度数は、27.5°≒ 28°です。
蟹座28°では、「現代の少女ポカホンタス」がサビアンシンボル。
これは、変わることで物事が先に進むことを表しています。
その、変わろうとする時、何かを手放そうとする時に、緊張を感じたり葛藤が生じたりするかもしれません。
モヤモヤしているものは何なのか、じっくりと考えてみることが大切です。
過去の体験が足かせに
多くの人は、過去に失敗したことや傷ついたことなど、ネガティブな経験を思い出すかもしれません。
それが足かせとなり、今の自分を変えたくても現状から一歩抜け出せない…ということが起こり得ます。
モヤモヤしていることや手放すべきものが何なのかはっきりしない場合は、過去の体験がそうさせている可能性があるんです。
ホロスコープを見ながら、その辺りを具体的に見ていきましょう。
ホロスコープで読み解く蟹座満月
ミスティックレクタングル
ミスティックレクタングルとは、神秘的な長方形と呼ばれるものです。
今回のホロスコープでは、太陽と月、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルがミスティックレクタングルを形成しています。
これは、緊張や葛藤を感じていたとしても、何かが生まれることを意味しています。
特に、社会や世界における自分の役割や使命、人との関わりに影響があるかもしれません。
また、満月は物事が満ちている状況を示します。
社会と私達の間で、緊張や葛藤を超えた先に、素晴らしい未来が待っていることを表しているのです。
ノード軸の変化&Tスクエア
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルを結ぶ軸を、ノード軸といいます。
そして、今回のノード軸は、1月19日にドラゴンヘッドは牡牛座、ドラゴンテイルは蠍座へと次のサインへ移り変わります。
(1月18日は、ドラゴンヘッドが双子座、ドラゴンテイルが射手座です。)
もしかすると、1月19日は社会のムードが一変するかもしれません。
例えばですが、どこかで大規模な災害が起き、社会全体が緊張状態になるなどということも考えられます。
それほど重要な節目を迎える時に、木星がノード軸に対して90°のアスペクトを取り、Tスクエアを形成していることにも注目すべきです。
木星は拡大・発展を示す星ですが、ノード軸と90°で交わることにより、物事がなかなか進まずに葛藤が生じやすいことを示しています。
太陽と冥王星がコンジャンクション
目的を示す太陽と強制的な変化を促す冥王星がコンジャンクション(0°)のアスペクトをとっています。
冥王星の強制的な変化とは、表面的なものではなく、根本的な変化を起こそうとするもの。
そこに太陽が重なっているので、何かを手放すことにより、その空いたスペースに大きな変化をもたらしてくれる可能性があります。
何を手放すかは、今こだわりで握りしめている感情や付き合いたくない人間関係、不毛な作業や習慣などが当てはまるのではないでしょうか。
抵抗せずに、流れに身を任せることが大切です。
火星と海王星がスクエア
行動で物事を変化させようとする火星と、物事を曖昧にしてかすませる海王星がスクエア(90°)のアスペクトをとっています。
この場合、せっかく変化しようとしても、行動に移す時に迷いが生じたり躊躇したりしやすくなります。
もしかすると、緊張や葛藤の原因が分かったとしても、なかなか断ち切れない思いをするかもしれません。
しっかりと意思を持ち、これは自分には必要ないことだとキッパリと切り捨ててしまうことが大切です。
金星と天王星がトライン
調和を促す金星と進化を促す天王星がトライン(120°)のアスペクトをとっています。
これは、金星と天王星がクリエイティブに関わり合いながらお互いの星が助け合い、長所が伸びていくことを意味します。
今回の場合、緊張や葛藤を感じていたとしても、それは進化するために必要なことだと捉えることによって、新しい未来を切り開くことができるでしょう。
それでももし、手放すことが見えなかったり、モヤモヤの正体がわからない状態が続くのであれば、過去の経験によるネガティブな感情を引きずっていないか確認してみてください。
「過去を乗り越えて今の自分を変えたい」と意識することで、どのような行動を取るべきかが見えてきます。
自分で自分を縛っていたと気づいたら、進化できるチャンスです。
今回の蟹座満月から水瓶座新月までの過ごし方
緊張や葛藤の原因を探る
それでは、ここまでの話をわかりやすくまとめていきます。
次の水瓶座新月(2月1日)までの約2週間の間にすべきことは、まずは緊張や葛藤の原因を探ること。
変化しようとした時、緊張したり葛藤したりすることはよくあることです。
しかしそれをそのまま放っておくと、不安になったり鬱になりやすくなってしまいます。
そのため、緊張や葛藤の原因が、過去の自分の経験やそれによって生じたネガティブな感情から来ていないか、探ってみることが大切です。
手放すべき人間関係を考える
今回の蟹座満月は、何かを手放すことにより未来を切り開くことができる時です。
特に、先程のホロスコープでお伝えしたように、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルのノード軸が、重要な鍵を握っています。
ノード軸は、一般的には人間関係を意味することが多いです。
人間関係において、何かが終わりそして新しい何かが始まるのかもしれません。
ただし、木星が90°で関わっているので、なかなか思うように行かず、緊張や葛藤の原因になりそうです。
ここはもう、思い切って断ち切ってしまいましょう。
この関係は必要ないと意思をしっかりと持つことで、理想の新しい人間関係を気づくことができるのです。
今の自分と向き合い受け入れる
無意識のうちに、自分を否定することってありませんか。
特に、過去のネガティブな経験から、自分を否定してしまうことがあります。
過去は過去で、今の自分とは違います。
過去の出来事が起きてしまったのは仕方のない事として受け止め、「過去を超えて今の自分を進化させたい」という意識を持つことが大切です。
まとめ
1月18日の蟹座満月から2月1日の水瓶座新月までの過ごし方について、お伝えしました。
緊張や葛藤が生じやすい時期ですので、その原因を探って手放すことが大切です。
そうすることにより、新しい何かを手に入れたり、大きな変化を起こしたりすることができるでしょう。
もう一度まとめると、
- 緊張や葛藤の原因を探る
- 過去のネガティブな経験に縛られていないか考える
- 今の自分を変化させたいと意識する
ということを、約2週間の間に行ってみてください。
きっと、新しい道を切り開くことができるはずです。
2022年1月18日蟹座満月にやると良いこと!葛藤と変化が生じる時 まとめ
- 緊張と葛藤が生じやすい
- 過去の体験が足かせになっている場合がある
- 太陽と月、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルがミスティックレクタングル
- ノード軸の変化&Tスクエア
- 太陽と冥王星がコンジャンクション
- 火星と海王星がスクエア
- 金星と天王星がトライン
- 緊張や葛藤の原因を探る
- 手放すべき人間関係を考える
- 今の自分と向き合い受け入れる