バビロンの大富豪に学ぶ!最低限知っておくべき6つのお金の知識

バビロンの大富豪」という名著をご存知ですか。

2008年に出版されたロングセラーです。

(ちなみに、バビロンの大富豪の原作である「THE RICHEST MAN IN BABYLON」は、1920年に出版されたそうです。)

バビロンの大富豪の教え」という漫画も含めて、最近よく書店で見かけるようになりましたね。

今から10年くらい前に私も読んだ本ですが、もう一度読み返してみました。

バビロンの大富豪には、財布の中身を太らせるための7つの極意というものが存在します。

ただ、私達日本人には、そのうちの1つは当てはまらないので、実は日本人には6つの極意です。

今回は、250ページ以上あるバビロンの大富豪という名著の概略をお伝えしつつ、最低限覚えておくべき6つの極意について、お話していきます。

目次

大富豪と私達の徹底的な差は何?

大富豪と私達の徹底的な差は何?

お金の仕組みを理解しているか

贅沢をしているわけでもなく、毎日朝から晩まで一生懸命働いているのに、お金がなかなかたまらない。

そんな悩みはありませんか。

なぜお金が貯まらないのか、それは「お金の仕組み」を知らないからです。

本来であれば、お金は管理するもの。

しかし、消費や浪費するために使うという悪いスパイラルにはまり、お金に振り回されているために、お金が貯まらないということがあります。

たくさん働いて収入を増やせばよいと考えるかもしれませんが、今の時代、労働時間と時給は釣り合いません。

戦略的に考えなければ、お金を貯めることが難しい時代なんです。

では、お金を戦略的に使うためにはどうすれば良いかというと、お金という仕組みを作り上げた時代の大富豪に学ぶのも一つの方法です。

そのため、バビロンの大富豪が大切にしているお金の知識を学んでいきます。

お金は貯まるのではなく貯めるもの

仕事をバリバリやっているのになかなかお金持ちになれない、一方で労働時間は少ないのにどんどんお金が増えていく…

この両者の徹底的な差は何でしょうか。

それは、「お金持ちになる方法を見つけようとしているかどうか」で差が開きます。

収入が減っていく今の時代、お金を貯めようという意識がなければ貯まりません。

つまり、お金は「貯まるもの」ではなく「貯めるもの」なのです。

しかし、注意しないといけないことがあります。

それは、「お金持ちになる方法=一攫千金」ではない、ということです。

宝くじなどを期待するというよりも、自分の手で財産を築き上げる必要があります。

一方で、真面目にサラリーマンを続ければ財産が築けるかというと、それも難しいでしょう。

もし、サラリーマンをしながら財産を築くのであれば、投資などをして副収入を得ると良いです。

そのように、財産を手に入れたいのであれば、戦略と努力の両方が必要なのです。

はじめの一歩は収入を増やすことではない

はじめの一歩は収入を増やすことではない

財産を増やす法則は実にシンプルです。それは、収入を増やして支出を減らすこと。

とりわけ最初は、収入を増やすことを考えるよりも先に、支出を減らすことを考えます。

このことは誰でも知っているはずなのに、実行できない人が非常に多いのです。なぜかというと、私たちは「心の3つの毒」を持っているからです。

心の三毒
  • 「貪」(とん)
    あれも欲しい、これも欲しいとむさぼること
  • 「瞋」(じん)
    相手が悪い、社会が悪いと人のせいにすること
  • 「癡」( ち )
    知ったかぶり、勝手な思い込みのこと

人間である以上、これらが表に出てしまうことは仕方のないことですが、それをいかに自制できるかが、成功のカギと言えるでしょう。

収入の1割を先に貯蓄する

収入の1割を先に貯蓄する

お金の使い方が最も下手な人は、先にお金を使い、給料日に今月はプラスになったマイナスになったと計算する人です。

次に下手な人は、給料が入ったら、その範囲内で生活し、残った分を貯蓄します。

お金の使い方が上手い人はどうするかというと、収入の1~2割を先に貯蓄し、残ったお金で生活をする人です。

では、お金の使い方が最も上手い大富豪はどうしているかというと、先にお金を使ってその次に税金を納め、残った部分は貯蓄や投資に回しています。

しかしこれは、サラリーマンではできないことですので、サラリーマンでいるうちは、収入の1~2割を先に貯蓄し、残ったお金で生活費に充てるという方法が良いでしょう。

福利効果で知っておくべき「72の法則」

福利効果で知っておくべき「72の法則」

福利とは、一定期間ごとに元本(最初のお金)につく利息が元本に組み入れられ、そこからさらに増えた利息がまた元本に組み入れられるというような、雪だるま式にお金が増えていく仕組みのことです。

運用する期間が長ければ長いほど、大きな利益をもたらすのですが、その運用するお金を2倍に増やすために、何年かかるのかという目安を、簡単に計算する方法があります。

それが、「72の法則」です。

72の法則

お金が2倍になる期間(年)=72÷利率(%)

例題
  1. 利率1%で運用したとき、お金が2倍になるのは何年後か
  2. 利率0.02%の普通預金のお金が2倍になるのは何年後か
  3. 10年後にお金を2倍にしたい場合の利率は何%か

バビロンの大富豪が説く6つの極意

バビロンの大富豪が説く6つの極意

さて、財布の中身を膨らませるために、6つの極意というものが存在します。

「あれ、7つの極意では?」と、バビロンの大富豪を知っているとそう思うかもしれませんが、冒頭でもお伝えしたとおり、7つのうち1つは、日本では逆に損をします。

どういうことなのか、先にその話をします。

その1つとは、「家を持って投資対象とする」です。

日本の場合、新築の家を買ったその日から、徐々に価値が下がっていきます。

これは、日本人が古い家に価値を感じない傾向にあるので、時間が経つにつれ、価値が下がっていってしまうのです。

ちなみに、欧米の人たちはアンティークを好む傾向にあるので、古い家ほど価値が高まります。

欧米人は一生に平均で3回以上引っ越すのは、このためです。

(ここでは引っ越しの詳しい解説はしませんので、引っ越す理由を知りたい場合は、「金持ち父さん貧乏父さん」をお読みください。)

この点の文化については、日本は逆なので、7つの極意ではなく、残り6つの極意について、大切にする必要があります。

極意1:収入の1割以上を先に貯金する

これは先にも述べたことですが、収入が入ったら、そのうち最低でも1割を優先して貯金します。

ちなみに私がサラリーマンの時は、投資とは別で2割ほど貯金していました。

極意2:収支を管理し、予算を立てる

先に貯金をしたら、次に残ったお金を何に使うのかを決めます。

その時に、生活費(消費)と将来のための知識や資産づくり(投資)、たまにするちょっとした贅沢(浪費)の3つに分けて考えると良いでしょう。

極意3:耳と耳の間に投資をする

自分の能力・スキルを高めるために、自己投資をするということです。

今の仕事のスキルを高めるためでも良いですし、起業して新しいことに挑戦するためでもOKですし、株や不動産などの投資のための知識を高めることでも構いません。

とりわけ、お金の知識については、ファイナンシャル・リテラシーともいいます。

社会人になると、勉強しなくなる人がほとんどですが、それでは生活が苦しくなる一方。

本来は逆なのです。

子どものうちに、勉強する暇があるならその時間をたくさん体を動かして体力と集中力を養うために使い、大人になったら勉強し、そこで得た知識を使って稼いでいく、という方が人生上手くいきます。

とはいえ、子どもの時期は過ぎてしまったので仕方ないのですが、耳と耳の間に投資をすることは、誰でもできることです。

収入の一部を自己投資に使うと、今の収入がアップする可能性が手に入ります。

極意4:将来の収入(源)を準備する

簡単に言うと、副収入を得たり、半自動的に稼げる仕組みを作りましょう、ということです。

サラリーマンでいるうちはラットレースをしているので、将来の収入のことまでなかなか手が回りません。

(別にサラリーマンがダメと言っているわけではありませんのであしからず。)

しかし、自己投資した知識を少しずつ試していけば、数年後に半自動的に収入を得ることも不可能ではないのです。

極意5:貯まったお金を増やす

これは投資(資産運用)や独立・起業の話がメインです。

ある程度ファイナンシャル・リテラシーが高まってきたら、資産運用を始めると良いでしょう。

どのような投資を行うと良いかについては、人それぞれタイプにより異なります。

そのため、周りがやっているからという理由で始めるのではなく、自分でもできそうなものから焦らず少しずつ挑戦していきます。

また、自己投資で学んだスキルを、独立や起業などをして試す段階でもあります。

学んで終わりでは意味がありません。

チャレンジし続けることでお金を増やすことができるんです。

なお、資産運用を無理なく行うためのコツは、貯金の1割までにとどめておくことです。

儲かりそうだからといって、無理してたくさんのお金を投資に回してしまうと、失敗した時に取り返しがつかなくなってしまうこともあるからです。

極意6:財産を守る

あなたにお金が集まってくると、それをエサにしようとしてくる人たちも同時に集まってきます。

その人たちから、資産を奪われないよう、あなたは自分の資産を守らなければなりません。

そのためには、ファイナンシャル・リテラシーを高めたり、人を見抜く技術を身に付けたりする必要があります。

ちなみに投資は、資産を増やすというよりも、本来は資産を守るためにやるものです。

そのため、ある程度財を築き上げてから、そのお金を減らさないように、他の物へ資産をして分散(リスクヘッジ)させるのが王道です。

ただ、私達はそこまでの財を一気に築き上げるのは難しいので、最初は貯金の1割(以下)の額を投資に回して財産を守ります。

そこを履き違えると、大損したりお金を騙し取られたりする可能性があるので注意しましょう。

まとめ

改めて本を読み返してみましたが、昔の事なのに現代でも通じる内容ばかり書かれていましたね。

原作は1920年に書かれたものなのに、今でも必要な知識ということは、働いて稼いでそのお金を増やすという仕組みは、昔からあまり変わっていないということですよね。

バビロンの大富豪は、お金の知識を増やす上では欠かせない1冊です。

実際の本の内容は、奴隷商人などの話が中心の物語となっていますが、ざっくりまとめると、今回お伝えしたような感じです。

もし、もっと詳しい内容を知りたいという場合は、ぜひバビロンの大富豪を読んでみてください。

バビロンの大富豪に学ぶ!最低限知っておくべき6つのお金の知識 まとめ

大富豪と私達の徹底的な差は何?

  • お金の仕組みを理解しているか
  • お金は貯まるのではなく貯めるもの

はじめの一歩は収入を増やすことではない

  • 支出を減らすこと
  • 収入の1割を先に貯蓄する

福利効果で知っておくべき「72の法則」

  • お金が2倍になる期間(年)=72÷利率(%)

バビロンの大富豪が説く6つの極意

  • 極意1:収入の1割以上を先に貯金する
  • 極意2:収支を管理し、予算を立てる
  • 極意3:耳と耳の間に投資をする
  • 極意4:将来の収入(源)を準備する
  • 極意5:貯まったお金を増やす
  • 極意6:財産を守る
参考文献

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか/ジョージ・S・クレイソン/2008.08.08/グスコー出版

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