急性有酸素運動が脳機能を20%アップさせる?!その理由がコレ

集中力を発揮したいときや仕事でパフォーマンスを上げたい時、あなたはどんなことをしますか。

なかには、コーヒーを飲むと答える人もいることでしょう。

コーヒーに含まれているカフェインが、一時的に脳機能を覚醒させたり運動機能を高めたりします。

でも、コーヒーが苦手な人もいますし、コーヒーを飲みすぎてカフェインの恩恵を受けられない人もいます。

そんな人でも、脳機能を向上させることができるのが、急性有酸素運動です。

そこで今回は、ウェスタン大学やブリティッシュコロンビア大学などの研究を元に、有酸素運動と脳機能の関係についてお伝えします。

目次

急性有酸素運動とは

急性有酸素運動とは

急性有酸素運動とは、一言でいうと瞬時に心拍数が上がるような運動のことです。

例えば、サーキットトレーニングなどの激しい動きをする運動などを行うと、急激に心拍数を上げることができます。

しかし、このようなことを聞くと、「運動が苦手だから激しい運動は無理、諦めよう。」などと思うかもしれませんが、大丈夫。

そこまで激しい運動をしない急性有酸素運動があります。

それが、早歩きです。

いつも歩く速度よりも早く歩く。

これだけで、急性有酸素運動を行うことができます。

カフェインと脳機能

カフェインと脳機能

ウェスタン大学やブリティッシュコロンビア大学などの研究では、カフェインを摂取した場合とそうでない場合に、急性有酸素運動を行うとどのような変化が起こるのかを調査しています。

そのためここでは、カフェインと脳機能について触れておきます。

カフェインの利点

カフェインは、スマートドラックとも呼ばれ、一時的に頭の回転を早めたり、運動機能を高めたりしてくれます。

コーヒーなどカフェインを多く含むものを飲んでいる人は実感あるのではないでしょうか。

また、ごくわずかですが、脂肪を燃焼させるという研究やガンなどの病気の予防になるという研究もあります。

カフェインの弱点

一方で、カフェインを毎日飲んでいる人は、その恩恵を感じづらくなってしまいます。

そう、カフェインの弱点は、私達の体がそれに慣れてしまうということ。

そのため、時々、カフェイン断ちが必要です。

ただ、カフェイン禁断症状というものもあります。

毎日コーヒーなどを飲んでいる人が、しばらく飲む期間がなくてカフェインが足りなくなると、

  • 倦怠感、眠気
  • 集中力の低下
  • 気分障害
  • 社交性及び仕事への意欲の低下
  • 吐き気、胃のむかつき
  • 重たい風邪を引いたような感覚
  • 頭痛、苦悶

などが起こりやすくなってしまいます。

このように、カフェインには軽い副作用のようなものがあるんです。

急性有酸素運動と脳機能

急性有酸素運動と脳機能

カフェインのような副作用がなく、カフェンと同じくらい脳機能を高めてくれるのが、急性有酸素運動です。

その中でもとりわけ、誰でもできる早歩きについてお話していきます。

ウェスタン大学などが行った研究によると、20分ほど早歩きすると頭の回転が1.2倍ほど早くなる(20%アップする)そうです。

急性有酸素運動の実験の概要

普段からカフェンを摂取している59人を対象に、次の3つのグループに別れて調査を行った。

  1. 軽い早歩きを20分した後にテスト
  2. コーヒー1杯分のカフェインを飲んでテスト
  3. 運動もせずカフェンも摂取せずにテスト

この結果、①と②のグループは、③のグループに比べてテストの結果が約1.2倍良かった。

また、普段からカフェインの摂取量が多く、慢性的になっている人が早歩きをすると、テストの結果が顕著に良かった。

普段から、コーヒーを飲んでいる人も飲んでいない人も、20分くらい早歩きをしてから仕事や勉強を行うと、パフォーマンスが上がることが分かった。

急性有酸素運動が脳機能を高める理由

急性有酸素運動が脳機能を高める理由

早歩きのような心拍数が上がる運動を行うと、脳が肥大することが分かっています。

ドイツにある神経変形疾患センターが5年間観察研究したものがあります。

神経変形疾患センターの研究の概要

21歳〜84歳までの2013人の男女を対象に、次のものを比較研究した。

  • 最大酸素摂取量(肺機能)を測定
  • 脳の変化をMRAで測定

その結果、最大酸素摂取量が多い人ほど、大脳の灰白質と小脳が大きい傾向にあった。

心肺機能を鍛えることにより、認知機能が低下しにくいことが分かった。

まとめ

心肺機能が高い人ほど、IQも高いという相関関係があるようです。

できれば、普段から運動を行っていたり、サーキットトレーニングなどの激しい動きをする習慣があればよいのですが、大人になるとなかなか難しいもの。

そんな、運動する時間がなかったり、そもそも運動するのが苦手でもできるのが早歩きです。

早歩きのような急性有酸素運動を行うことにより、コーヒーを飲んだときと同じように脳機能が上がるんですから、やらない手はないですよね。

しかも、普段からコーヒーを飲んでいる人ほど、その恩恵が受けやすいんです。

私もコーヒーはよく飲む方ですし、外出する時は早歩きを意識して歩いています。

あなたもぜひ、普段よりも少し歩くということを心がけてみてはいかがでしょうか。

急性有酸素運動が脳機能を20%アップさせる?!その理由がコレ まとめ

急性有酸素運動とは

  • 瞬時に心拍数が上がるような運動のこと

カフェインの利点

  • 一時的に頭の回転を早くする
  • 一時的に運動機能を高める
  • 脂肪を燃焼しやすくしたりガンなどの病気の予防になるという研究もある

カフェインの弱点

  • カフェインに慣れると恩恵が感じづらくなる
  • カフェイン禁断症状が出る場合がある

急性有酸素運動と脳機能

  • 20分早歩きすると脳機能が20%ほどアップする
  • 心肺機能が高い人ほど脳が大きい
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