仕事で活用したい!対人ストレスを減らすたった1つの動作

仕事で活用したい!対人ストレスを減らすたった1つの動作
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職場の人やクライアントとの会話など、人と接する時には対人ストレスが発生します。

特に、

  • プレゼンを成功させないといけない
  • 重大な会議で発言をしないといけない
  • 商談を成立させないといけない
  • 交渉して危機を回避しないといけない

などという時には、相当なプレッシャーがかかるもの。

そのような時には、必ず相手が存在しますよね。

自分一人では何とも思わないことでも、他人と一緒に仕事をすることでストレスとなるのです。

そんな対人ストレスを、たった1つの動作で軽減できる方法があります。

そこで今回は、対人ストレスを減らすために覚えておくべきこととやると良いことについて、お伝えします。

目次

仕事の人間関係のストレスは甚大

仕事の人間関係のストレスは甚大

悩みの根源は対人ストレス

私たちは普段、人間関係やお金、健康など様々なストレスを受けています。

その中でも、職場やクライアントとの人間関係など、対人ストレスが非常に大きな割合を占めています。

あの心理学者であるアドラーも、

「私たち人間の悩みは、そのほとんどが対人ストレスから来ている」

と言っているほど。

人それぞれストレスの度合いは異なりますが、私たちは人と接すると、大なり小なり対人ストレスを受けるものなのです。

対人ストレスを受ける理由

狩猟時代に遡ると、私たちの祖先は少数の集落の中で暮らしてきました。

数にすると50人から多くても150人程度。

そこでは、ほとんどが親戚か友人か知人などの顔見知りだったわけです。

他の集落との争いや交流で、全く知らない人達と接するとなると、かなり気を張ることになっていたのです。

その時代の情報が、私たちの遺伝子にも刻み込まれています。

それが、見知らぬ人や大勢の人と接する時に、対人ストレスを感じる原因です。

カリスマビジネスマンがしていること

カリスマビジネスマンがしていること

対人ストレスを感じるのが嫌だからといって、人と接することを遠ざけていては、なかなか成功しません。

ビジネスとしても成り立たなくなってしまいます。

そこで、対人ストレスを少しばかり軽減する方法をお教えします。

これは、2012年にイリノイ大学が行った研究で、商談をする時にある事をやると、対人ストレスが軽減し、しかも周りからの信頼性も上がったというものです。

イリノイ大学の研究の概要

18人のビジネスマンの頭に脳波計をつけ、商談などの仕事を行ってもらった。

商談をする前にある事をしていた人たちは、脳波が安定しており、対人ストレスが軽減されていた。

また、周りからの信頼性が高くカリスマ性があると思われていた。

そのある事とは、強めの握手である。

この実験によると、商談が厳しい結果になったとしても、握手をしていたビジネスマンは、対人ストレスが軽減できていたそうです。

しかも、その後の別な仕事でも気落ちすることなく、むしろパフォーマンスは向上する結果となりました。

握手は、仕事ができる人に見せるだけでなく、対人ストレスを和らげることにもつながります。

人間関係で発生するストレスから守ってくれるのです。

対人ストレスを軽減する3つの条件

対人ストレスを軽減する3つの条件

印象が良くなるやり方

握手をすれば対人ストレスが少なくなりますが、どんな握手でも良いということではありません。

良い握手と悪い握手があります。

良い握手のポイントは次のとおりです。

  • ポイント1 手のひらが乾燥している
    手の汗を抑える工夫が必要です。
  • ポイント2 アイコンタクトをしながら自然な笑顔でする
    胸を張らずに下を向いていたり、難しい顔や苦笑いで握手しても効果がありません。
  • ポイント3 時間は2~3秒以内
    長すぎる握手は気持ち悪いと思われ、信頼度が下がります。

印象が悪くなるやり方

印象が良くなるやり方の反対のことをすると、印象が悪くなるのはお分かりいただけると思いますが、他にもあります。

  • 両手で握手する
    両手で握手すると、弱々しく見えます。片手でしっかりと握手することがポイントです。
  • 無理に握手を勧める
    握手は自然なタイミングでスッと行うことが大切。タイミングを逃したり相手が嫌がっているのに無理に握手をしようとすると印象が悪くなります。
  • どや顔で握手する
    高圧的な印象となり、うっとうしく感じてしまいます。もし商談が成立した後にどや顔で握手すると、相手に後悔させることになるので注意しましょう。

まとめ

対人ストレスを少なくする方法の一つは、固い握手です。

特に商談などをする場合、最初と最後の2回握手をすると良いでしょう。

握手をすると、第一印象を良くするだけでなく、悪い印象を消すこともできます。

厳しい商談結果となったとしても、前後に握手をしておけば、少なくとも仕事の評価が低下することを防げるのです。

ただ、どんな握手でも良いというわけではありませんので、注意しましょう。

『対人ストレスを軽減する3つの条件』でお伝えしたような、相手に違和感を与えない握手を心がけることが大切です。

商談や交渉などで自信が湧かない時、劣勢になっている時、良い結果を得たい時などに、ぜひ活用してください。

仕事で活用したい!対人ストレスを減らすたった1つの動作 まとめ

仕事の人間関係のストレスは甚大

  • 悩みの根源は対人ストレス
    私たちのストレスのほとんどは、人間関係から来ている
  • 対人ストレスを受ける理由
    数十人の顔見知りと生活していた時代の情報が私たちの遺伝子に刻み込まれている

カリスマビジネスマンがしていること

  • 固めの握手は対人ストレスを軽減する
  • 固めの握手をすると相手からの信頼性も上がる

良い握手の条件

  • ポイント1:手のひらが乾燥している
  • ポイント2:アイコンタクトをしながら自然な笑顔でする
  • ポイント3:時間は2~3秒以内

悪い握手の条件

  • 良い握手の条件の逆をやる
  • 両手で握手する
  • 無理に握手を勧める
  • どや顔で握手する

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